「小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版」
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このところAIにちょっと入れ込んでいて、そうすると人間とは?みたいなことを否応なく考えさせられる。ちなみに知性とは知識の連鎖に過ぎず、人間の知性といってもさほど高尚なものでもなく最先端のAIはそれをシミュレートできそうだということはだんだん納得させられつつある。
現代社会では人間の価値は知性(テストの点や営業数字の結果)で測られる場面がとても大きくなっているけれど、降って湧いたようなAIの爆発的な発展で、その尺度が怪しくなっている。
前置きが長くなったけれど、本作のような映画を見に行こうという衝動の理由はその辺りにある。自分はAIに比べてどう違うのかということが気になるわけだ。
観てみてどう思ったか。やっぱり人間とAIは全然違う。安心した。人間を特徴づけているのは、それがいまの地球環境に適応した有機生命体であるということに尽きる。
山の景色を見て、日の出を見て、猛吹雪を見て、それを愛おしいと思うのは、我々がそれに適応した有機的な存在だからだ。AIが機械の体を持ったとしても、この自然への親しみはおそらく湧かないだろう。感情をシミュレートすることは可能だろうけれど、それは存在自体、細胞のひとつひとつが発する声に根付いたものではあるまい。
なんだか安心した。
もう年だし、あんな過酷な道は無理にしても、もっと自然の中へちょくちょく行ってみよう。
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