「WEAPONS」
https://www.warnerbros.co.jp/movie/c8r-63sq936/
面白かった。アドレナリンがじわじわ出続けて最初から最後まで目が離せない。その理由は最初にいきなり置かれた巨大な謎のせい。
それなのに、その後は一見関係がありそうでなさそうな各章がそれぞれの視点で語られていて、謎の存在を忘れさせたり思い出させたり、それがあっという瞬間に繋がったり、そのあたりのくすぐり方が上手い。
人物の描写も立体的だ。懐かしい感じのする米国の田舎のシーンを背景に、善良な人から少し問題のある人まで、同じ人物の中にも良いところからわるいところまで、人の多様な実相が手際よく描き出されて、いい味を出している。
その一方で、この災厄が登場人物のよしあしに関わらず差別なく降り掛かるのがよい。いい人は生き残るというありがちな作為や、世相を映すようなメッセージ性がなく、サスペンスに振り切っていてすっきりしている。見る方は余計な裏読みをせずに、純粋に薄気味悪い展開を楽しめる。
最後は少しコメディタッチもまぶして因果応報な終わり方なっていて、それまでの薄気味悪さを払拭しているのも後味がいい。とはいえ、被害者のその後については、やりきれなさが多少残るが、ご都合主義を排していて却って好感が持てた。
全体に緊張感が途切れない良作。
あの走り方が、原神のドッカン娘みたいでニヤついてしまいました(^^;
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