「ハウス・オブ・ダイナマイト」
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緊迫感がよかった。たった15分で人類の運命を決める決断をしなければならないなんて。
映画としては、その15分をどんなに引き延ばしても30分くらいだろうけれど、これに携わる各層の人々、監視活動の部隊の現場、安全保障担当、国防総省、大統領、それぞれの15分間の行動を順繰りに見せていくことで、2時間たっぷり緊迫感を持続させている。
最初の現場レベルでは、マニュアルどおりの迎撃行動が成功か失敗かの緊迫感、それが過ぎると判断のレベルが上がり報復に備えた予備動作をすべきかという判断、そして最後には、報復を決断すべきか否かの緊迫感。これが連なって最初から最後まで緊張しっぱなしだった。見終わった後に疲れがくるタイプ。
もちろん、フィクションだからいろいろ誇張やあり得ない設定が入っているのだろうけれど、それでも、複雑になりすぎたシステムの脆さ、実効性の乏しさが浮き彫りになっていた。
そして、世界が貯め込んでいる核兵器の本質的な馬鹿馬鹿しさを、くっきりと際立たせてもいた。
「火薬の詰まった家」とはなんと皮肉なタイトルであることか。
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