「インサイド・ヘッド2」
https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2
主人公の子どもの頭の中の感情をキャラクタにするという突飛なアイデアが面白かった前作ですが、見逃がしていました。当時は突飛すぎるように見えて抵抗があったのです。
でも本作を見てみるとそれは杞憂で、割とまとまりのある作品になっていました。1では基本的な5つの感情たちのドラマだったようですが、本作では思春期の頭の中に芽生える新しく複雑な感情5種が追加されています。新種のうち中心を占めるのは「シンパイ」。これがいろいろ難儀な騒動を引き起こし、それを基本5感情がなんとか収めるという趣向です。
これまで最良の記憶だけで構成していた主人公の人格を、失敗や嫌な思い出も含めた全部で構成し直して結びにする、いい終わり方になっていました。