「毒」
https://www.netflix.com/title/81711973
ロアルド・ダールという人の小説を原作としたウェス・アンダーソン短編映画4部作というのがあるそうで、そのうちの1本。どの作品もきっかり17分、というところが、まるで本棚に並んだ同じサイズのシリーズ本のようで、既にアンダーソンらしさが出ている。
俳優に本を朗読させながらその中身を演技させるという、いかにもこの監督らしい手法で全編ができている。それ以外には特にない。
アンダーソンという映画監督は、ひょっとすると映像表現だけに生きる人で、お話の中身とかメッセージとかは、実は二の次なのではないか、ということを、本作を観ていてほんのり思った。
ということで、どこから見てもウェス・アンダーソンの様式美を追求した作品でした。
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