「ムーンフォール」
amazonPrimeで。
ディザスタームービーを観たいなと思っていたところへ、ちょうどこれが来たのでさっそく観ました。
出来はB級なのですが、映像は割とよかったです。設定もぶっとんでいて、世に言う陰謀論が実は事実だったとわかるのが面白いです。
話の展開が少し速いので、迫りくる破滅の恐怖がもうひとつだったところは少し惜しかった。でもこの設定、この展開だとぎりぎりやむを得ないかという感じです。
ロシュ・ワールドというSF小説が記憶にあるのですが、そのロシュの限界付近の現象をストーリー展開に生かしているのは上手かった。最後の希望だったスペースシャトルの打ち上げで、3基のエンジンのうち1基が起動できなくなり万事休す、スタッフも全員避難した後のそのとき、予想外の力のおかげで2基でも打ち上げられるとなったときの驚きは、まさにセンス・オブ・ワンダーでした。
あとはまあ普通のアクション映画です。スクリーンからはみ出るかのような巨大構造物の描写をたっぷり堪能しましょう。