「スーパーヒーローへの道」
NETFLIX
スーパーヒーローというとアメコミを思い浮かべてしまうけれど、これはフランスが舞台の作品。テイストが違って面白いです。冒頭、主人公が朝のちびたコーヒーを淹れる場面で流れる音楽とかからして全然違う。
本作に対応するものは米国だとX-MENになるのでしょうけれど、見比べてみると、こちらの方がより日常に寄っていて親しみやすい。超人をひとつの要素として消化できている感じです。人間性に対する信頼の違いとかなんとかなんでしょうか。米国産のはむしろ超能力にストーリーが振り回されるのをよしとするところがある気がします。
CG使いまくりの派手な演出はないけれど、これはこれで満足度高いです。
ネット配信のお蔭で、アメリカだけでなくいろいろな国や地域の日常的な作品が見られるのって本当にいい時代になりました。