「JUNK HEAD」
なんやこれー!
巷でヒット作品と呼ばれる商業主義のものより100倍面白い。
たしか以前、どこかで予告編か何かを見たことがあって、そのシーンだけ覚えていたのだけど、長尺の作品として完成してシネコンのそれも一番大きいスクリーンに掛けられるなんて、予想もしなかった。
細切れにして分析的に見るとなんじゃこれになってしま点も多そうだけど、作品として全体を眺めると何かが間違いなくそこにあって触れられそう。
一人で作成したということなので、その表れだろうか。自己満足に陥りがちなその種の作品とはきっぱりと一線を画して、巧みな演出と音楽のお蔭でエンタテイメント性も申し分なく、ごまかしの効かない低予算の中に作家性のようなものが立ち上がっているように見えた。
素晴らしい、の一言に尽きます。
つぎがあるですとー!
楽しみだなあ!!
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