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2019.10.04

「ジョン・ウィック:パラベラム」

第1章は見て、2章は見なかった。この3章は2章の続きで、4章に続く。
きりがありませんw。

まあ殺すわ殺すわ。荒木又右エ門36人切りどころではありません。100人くらいは軽く殺している。
お話はまあ適当で結構。これは殺して殺して殺しまくる合間に、任侠風の貸し借りを見る映画なのです。

本作の中でよかったのは、ひとつは、出だしのナイフ投げ合戦。逃げ込んだ博物館には、旧式の銃ばかりで役に立たず、代わりに大量にあるナイフは実戦に使えるものばかり。もう手当たり次第にびゅんびゅん投げまくります。あー爽快。

もうひとつよかったのは、モロッコへ移動して、ハル・ベリー演じる旧友とその飼い犬たちと一緒に、刺客を殺しまくるシーン。人と犬の動きが、計算されたとおりに連動していて、おっと思います。犬は相当訓練されているんだろうな。

その他は、寿司屋のおやじが自意識過剰でやばいのと、裁定人が無慈悲な美女でワタクシの好み。痺れます。

そんなところですかね。
第4章はさらにエスカレートしそう。

【追記】
裁定人を演じているエイジア・ケイト・ディロンさん、なんとノンバイナリーというジェンダーだそう。そういう人がいること自体、初めて知りました。わからんのー。

 

【追記2】

https://wired.jp/2019/10/05/jonwick3-ikeda-review/

しまった、こういう風に語ればよかったか。できないけど(笑

wiredの映画評は、たいがいピントがずれている感じがしてたけど、この文章はどんぴしゃり。

実際に、裁定人が「我々はハイテーブル」と威圧するのに対してウィンストンが「我々はニューヨークシティ」と拮抗するかのような発言をするのが、本作の頂点だったわけだから。

んー痺れる。

すると、「パラベラム」の意味は、本作3が次作4への助走であると考えると、すんなり腑に落ちる。ウインストンどう動いて、どう語るのか。

いやー。すげー。次はもうちょっと真面目に見よう。

裁定人にああいう名前、ああいう属性の俳優をあてた意味も、ひょっとすると深読みできるのかどうか・・・

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