「新聞記者」
期日前投票も昨日済ませたし、まあ見ておこうかなということで、有楽町の角川で見ました。ドキュメンタリー風のフィクションで、映画としては悪くない仕上がりです。
主演女優さん探しに苦労したそうで、結局韓国の人?が演じてました。そのため怪しさ倍増で面白くなってたのが皮肉といえばそう。
この件で、日本の芸能事務所は、当たり障りなく身過ぎ世過ぎする以上のものではないことが浮き彫りになってしまったのは、まあ仕方がない。この後公開予定の「記憶にございません!」みたいなコメディタッチの作品に期待しましょう。
その中で主演男優の松坂桃李は頑張っていて、これは国側の人間役てことで問題なしという判断でしょうか。
お話は、これまでマスコミネタになってきたあれこれを思い出させる趣向になっています。ことの真偽はよくわかりませんが、事実として、公文書が廃棄されたり改竄されたり元々おかしかったり海苔弁当のようだったり、さらに最近では無かったことになったりで・・・いや公文書おまえ酷い目にあわされてるんだなw、てことを改めて思い出しました。
それと・・そういえば一人亡くなってましたね。お役人が。
改めてご冥福をお祈りします。役人って大変な仕事なんだなと、ちゃらく生きているわたくしなどさえ、そう思います。
例の元文科省の偉い人が、この映画にも堂々出演してましたが、あれくらい図太く生きればいいのにねえ。出世とか適当でいいじゃない。全部話しちゃえばと思ったりするのですが、そうもいかないのでしょうね。個が確立していないサラリーマンで、世間体が何より大事なのは、誰も彼も似たり寄ったりですし。
最近、薬物絡みでお役人がまた処分されてたと思いますが、まーさか裏事情があったりしないでしょうねえ。いやですねえ疑り深くなってしまって。
まあ、選挙の結果は、経済の要因が一番大きいのでしょうから、この映画がさほど影響があるとも思えませんが、一応、時代を映す一本てことで、見ておいて損はないかなと思いましたですはい。
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