「ハンターキラー 潜航せよ」
水の下の暗く冷たく澄んだ世界で、男たちの熱いハートが燃えます。潜水艦がどう戦うかということよりも、同じ苦楽を知っている水兵どうしの信頼が、政治的な敵味方の区別を乗り越えるところが熱い。ま、定番ではありますが。
(本当にそんなことがあったら、軍の規律もなにもないので、まあそこは映画ということで軽くスルー。)
ほかにも、スルーするところはたくさんあって、ロシア大統領あまりに無防備とか、飛んでくるミサイルを機銃みたいなので撃ち落とすのやっぱり無理なんじゃとか、(と思ったらファランクスという兵器が一応あるのね)、火器よりも空母打撃群よりも映像情報を世界中に中継する方がこういう件に対する抑止力はあるんじゃ、とか、まあいろいろです。
でもでも、そういうこと一切を振り切って、結構楽しめました。
潜水艦、駆逐艦の戦いだけではなく、陸との絡みもあったのが、目先の切り替えにもなって新鮮でしたね。