「アベンジャーズ/エンドゲーム」
いやもうね。エンタテイメント超大作という言葉はこの映画にためにあると言っても過言ではありませんね。何年かに一度はそう言いたくなるけどね。(*1)
もちろん、これまでいろいろMCUの作品を観てきたという下地も効いてるとは思うけれど。
我々はこの締めくくりの作品に登場するいろいろなキャラクタの背景や来し方行く末を知っていて、それなりに思い入れもある。その思いをきちんと受け止めて、昇華させてくれました。
ただでさえ個性的な面々を、世界の中に過不足なく位置づけて、それでいて全体の骨組みは微動だにせず山あり谷ありを経て完結ーまさに完結ーに持っていく、この技量に感動します。凄い人たちが世の中にはいるもんですな。
加えて、アメリカとか現代の先進国とかの今日ただいまの課題も取り入れて、時代にも応えています。定番のストーリーやドラマのパターンをなぞっただけの焼き直しではないのね。今というものを取り入れて、新しく構成し直している。とりわけ、あのときああして(しないで)いれば、という後悔と失敗を認めることを、逃げずに取り入れている。
そして、遊び感覚も大いに発揮して、硬直しないようにもしている。深刻に考えてみたからと言って、必ずしも適切な対応が生まれるというものでもない。遊びのないところに真の解決はないのよ。
いやよかったわー。
さて、お仕事に戻りますかね。
*1) ちなみに、この前そう言いたくなったのは、アバターのとき。異論はもちろんあると思うけどw
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