「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」
1か月フリーパスおかげで、普段なら見ない作品もタダで見ちゃう。
ガンダムなんて、一番最初のを子供のころTVで見ただけで、その後のややこしい話は全く知らないもんだから、いろいろ固有名詞が出てきてもさっぱりだ。どうもユニコーンというのが神話的な存在みたいで、ネオジオングというのが破壊神で、そいつらの後始末をする話らしい。
それはさておき、この narrative(物語・説話)というネーミングは、なるほど最初のガンダムにつながるものを持っているように見えた。ちょっとナイーブすぎるのは、まあ、サンライズだしガンダムだしそういうもんだてことで。
でも最初のガンダムはもうちょっとリアル指向だった気もする。このNTというのは霊魂とかを普通に持ち出しているけど、そういうのはお話の最後にちらっとだけ見せる方が、超常感とか有難味を出しやすいんじゃないかと思いましたです。
たぶん、最近のガンダムはみんなこういう傾向なんでしょうかね。よく知りませんが。
閉塞感が強い世相だし、物語も精神主義に逃げ込みたくなるのは、なんとなくわかります。そろそろ違う動きがあってもいい頃だけどね。
絵柄的には、暗い宇宙空間を背景にまぶしい光が交錯するので、しかたがないのだけど、光のコントラストが強すぎて、見た後どっと疲れる。この種の作品に共通する特徴だけど、わいはやっぱり重力に囚われた人なんだなーと実感します。あれ見て若い人たちは目が疲れないんでしょか。
ということで、汗はかくわ目はちかちかするわで、体力の限界を感じた一本でした。なんだそれw