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December 2018

2018.12.31

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」

大晦日に映画見に行くわたくしも酔狂ですが、見てよかったです。
キワものかもなあと不安でしたが、見終わってみればいろいろ思うところもあって、良作でした。

はじめのうちは、この主人公のわがままぶりに、少しやりすぎなんじゃないかと反感を覚え、ボランティア役の高畑充希に同調したりするのですが、どうして、それは導入にすぎません。

そこから徐々に、身障者と健常者の立場の違いを見、それを越えて、同じ人間だろうという主人公の言葉に頷き、しまいには、確かにこいつの生きようとする力に自分はとうてい敵わないなと思い始めるのです。

あーびっくりした。
言ってはなんですが、こんなパワーのある人間が健常者として身近に居たら、うざくてたまらんだろうな、と不謹慎ですが思ったりしました。

それにしても、言葉を話す、言葉が通じる、ということは、人が人と助け合って生きていく上で、とてもとても大切だなと思います。

今年最後がこれでよかった。

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「ヘレディタリー 継承」

屁が出たりーするわけじゃなくて、首がもげたりーします。まあ、カルト映画ですかね。怖いか、と言われると、手加減してるなという感じです。

本当に怖い映画をつくることは、もちろんできるのでしょうけれど、やりすぎると公開できないし、人も集まらないから、程よい匙加減が必要です。この作品は、そこをよく弁えています。

登場する大人は、さして怖くないです。怖いというより、獰猛とか狡猾とか・・異常とか。よくそんな変顔つくれるなあんた、という感じ。

ただ、女の子は・・・ちょっと怖いです。こういう子が本当にいたらね。これは演技なんでしょうけど、そうだとしたら凄い才能のある子役です。ミリー・シャピロちゃん16歳。画像を検索すると・・うん、怖くする素地はあるとは思いますね。でも笑顔は可愛いですから、やっぱり演技力の賜物なんでしょう。


はじめのうちは、心の病が遺伝するお話かと思いました。ばらまかれた伏線は、そういう方向を指していますから。
でも、降霊とかなんとかが出てきて、ガラスのコップが恥じらいもなくごりごり動いてしまったあたりから、カルト方向に怒涛の進撃がはじまります。

でも怖いとカルトは違うんですよね。怖いは不可知を基礎にしているけれど、カルトは所詮人の営為です。人には人の力で対抗すればよろしい。

結局、最後は、カルト集団が王を戴くシーンで終わるのですが、なんとなく演出も映像も間抜けな感じを漂わせています。後味を悪くしないための配慮なのかもしれません。

あるいは、アメリカにはこういう現実があるということなのでしょうか。日本はオウムで懲りたのか、あんまりカルト的な話は聞かないですが、その辺りも怖さの受け止め方の違いになるのかもしれません。だいたい厳格な管理の下で、死体は必ず火葬される日本では、こういう話は成立しないわけですし。

この機会に、これまで怖かった映画を思い出そうとしてみるものの、そういうのはさっさと忘れてしまう健康優良児みたいで、覚えがない。

とりとめありませんが、まあ、そんなところです。

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2018.12.24

「マチルダ 禁断の恋」

いっやー。wikipedia読むのに小一時間かかりましたわ。このニコライ二世ってとてつもない激動の一生を送った人なのね。

22歳のときの世界旅行では日本にも来て、大津事件とかいうので警官にサーベルで切りつけられたそうだけど、よく生きてたなお前。

じいちゃんが革命家の仕掛けた爆弾で爆死したのを見て、専制君主制維持に傾いたとか。父ちゃんは若い時に病死して、20代の終わりころには、もう戴冠。その戴冠式に招かれた50万人もの群衆の誘導に失敗して、ホディンカの惨事を引き起こしてしまうとか。最初っからミソつけちゃってる。

ちなみにたった一人の息子は血友病。これが原因で、お妃にとりいった有名なラスプーチンが暗躍。皇帝が西の方へ戦争に出かけている間に、ロシア宮廷を引っ掻き回すことになる。

このお妃が、映画にも登場するアリックス。ラスプーチンの言うことを聞き入れ過ぎた評判の悪い人だけれど、たった一人の息子が不治の病ではね。少し同情します。

映画では、ニコライ二世はもうマチルダに首ったけのように描かれているけれど、史実では彼女はあくまでも愛人。ニコライ二世は、最初はあまり乗り気でなかったアリックスを自ら口説いて妃に迎えたらしいから、この映画のような三角関係のもつれみたいな状態があったのかどうかはやや眉唾。

皇帝即位後も、あんまり政治には向いていなかったみたいで、日露戦争で負けるわ、血の日曜日事件で民心は離反するは、第一次大戦では自分で前線に行ってしまって首都が留守になった間に宮廷がおかしなことになってとうとう革命が起きてしまうは、ろくな展開じゃない。

ロマノフ王朝は300年くらい続いて、彼が最後の皇帝になったわけだけれど、そのくらい長いと制度疲労が限界に来るものなのかもなあ。江戸幕府もそんなもんだろうし。

ただですね。この若き皇太子がバレリーナのマチルダさんに惚れたのは、なんとなく理由がわかる気もするですよ。このマチルダさん、99歳の天寿を全うしたそうで、そういう人というのは、生命力が強いのね。たぶん間違いなく。人はそういう人に惹かれるものなのですよ。美貌とかもあるとしても。

制度の老化が激しい王朝の最後の皇帝が、そういう生命力に惹きつけられて恋をするお話、ロマンチックでよいですわね。

俳優陣も、撮影に使われたロシアの文化財を模したセットの数々も、絢爛豪華といっていいのではないでしょうか。マチルダを演じたミハリナ・オルシャンスカさん、あの「ゆれる人魚」(未見)で姉の方を演じている方です。妹が人に恋する傍らで、人を食べる姉役だった彼女が、こんどは正真正銘人と恋をします。よかったですねえ。出すべきものもしっかり出しておりますですはい。

ご期待あれw

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2018.12.23

「ボヘミアン・ラプソディ」

うるうるしました。

音楽はさっぱりわからないし、このQueenというバンドも同時代人なのに何も知らないのですが、曲は聞いたことがあるものばかりで、ああ、これがあの!という。

すごいですねえ・・
例えばマイケル・ジャクソンを聞いて、ノリはいいとは思うのですが、このQueenの曲のような感動はありません。不思議ですね。
一体感ということなんでしょうか。あるいは、伝えなければならないことがあるということでしょうか。

映画という枠を超えてすばらしい作品でした。

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2018.12.21

「アリー/ スター誕生」

この種のお話はまあ、個人の才能と消費市場の要求との間の葛藤とか、強烈で突出した才能の光を浴びて衰弱していく周囲の才能とか、だいたい描かれるものは決まっているわけですが、本作もまあ同様です。

そのいう点ではむしろ、歌と踊りを比較的純粋に見せてくれた「バーレスク」の方が、私は好きではあります。
レディー・ガガの声はちょっと一本調子なところがあって、アギレラの艶のある声の方が好き、というのもありますけど。

それに、エンタテイメントとかパフォーマンスとかで演出過剰なのも、ちょっと引けてしまうところです。そういうのはサーカスで見るから、もっとじっくり歌を聞かせてよと思うわけです。

この辺の過剰な感じは、一般大衆の消費欲求が求めるところでもあるでしょうから、罪作りというのでしょうか。

本作の前半は、才能を開花させていく過程が楽しめて、また、二人のデュエットもとてもいいのですが、後半はかなり暗いお話になってしまって、歌を聞かせる映画ではなくなってしまっているのが少し残念でした。

ブラッドリー・クーパーがレディ・ガガに食われていなかったのは、さすがだなと思いましたですけどね。自分で監督やってるのだから、それも当然ではありますか。

ということで、アカデミー賞とかはちょっと無理かなとは思います。

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「シュガー・ラッシュ:オンライン」

これはねえ・・
ディズニーというエンタテイメント大企業の実力とか総合力をいやというほどわからせてくれる作品ですよ。

だってこいつら、元はしょぼいゲームキャラですよ?
そんな素材を使ってこんなにお話を膨らませるなんて、尋常の力量ではできないと思うんですよ。
まあ、冷静に考えると典型的な自分探しなんですけどね。

スタン・リーなんかまでちらっと出しちゃって。あの世の人ですよ?
ディズニープリンセス総出演ですよ?

おまけにインターネットをそれなりに視覚化しちゃってて。
あちこち笑えます。

お話の締めは、自分探しの末に、新しい居場所を見つけて、友情も再確認して、成長した主人公たちっていう、納まりのいい形でまとめて。

人生に疲れていたり、岐路に立っていたりする人は、見るといいこともあるかもしれないんじゃないでしょうかね。

そんな風な映画でした。

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2018.12.16

「おとなの恋は、まわり道」

冒頭の10分くらいで、もうげんなり。おまえらよくそういう屁理屈をずらずらしゃべり続けられるもんだな。ていう。

けどなんとなく見続けてしまう。なぜでしょうね。
たぶん、これは我々の日常の断面にとても近いから、なんじゃないでしょうか。

かっこよさのかけらもない、退屈でげんなりする日常。
そんな中に、ふと、奇跡が舞い降りる一瞬を見たくて、見続けているのでしょうか。

その忍耐は、最後にやっと、少しだけ報われます。
この二人がこの後もうまくやっていけるのかどうかわかりませんが、少なくとも男の方は勇気を振り絞って、彼女の家の扉をたたいたのですから。

開けた扉の向こうの男の、なんとも頼りなさげな、やるせない顔つきが、とてもいいです。キアヌ、こういうところで真価発揮w

あまりお勧めはしませんが、なんだか悪くない気がする一本でした。

個人的には、サン・ルイス・オビスポという町に、昔少しだけ縁があったこともあって、多少贔屓目かもしれません。

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2018.12.15

「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」

1か月フリーパスおかげで、普段なら見ない作品もタダで見ちゃう。

ガンダムなんて、一番最初のを子供のころTVで見ただけで、その後のややこしい話は全く知らないもんだから、いろいろ固有名詞が出てきてもさっぱりだ。どうもユニコーンというのが神話的な存在みたいで、ネオジオングというのが破壊神で、そいつらの後始末をする話らしい。

それはさておき、この narrative(物語・説話)というネーミングは、なるほど最初のガンダムにつながるものを持っているように見えた。ちょっとナイーブすぎるのは、まあ、サンライズだしガンダムだしそういうもんだてことで。

でも最初のガンダムはもうちょっとリアル指向だった気もする。このNTというのは霊魂とかを普通に持ち出しているけど、そういうのはお話の最後にちらっとだけ見せる方が、超常感とか有難味を出しやすいんじゃないかと思いましたです。

たぶん、最近のガンダムはみんなこういう傾向なんでしょうかね。よく知りませんが。
閉塞感が強い世相だし、物語も精神主義に逃げ込みたくなるのは、なんとなくわかります。そろそろ違う動きがあってもいい頃だけどね。

絵柄的には、暗い宇宙空間を背景にまぶしい光が交錯するので、しかたがないのだけど、光のコントラストが強すぎて、見た後どっと疲れる。この種の作品に共通する特徴だけど、わいはやっぱり重力に囚われた人なんだなーと実感します。あれ見て若い人たちは目が疲れないんでしょか。

ということで、汗はかくわ目はちかちかするわで、体力の限界を感じた一本でした。なんだそれw

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2018.12.14

「グリンチ」

絵がすごい。遠景も近景も同じような密度。
もちろん、CGで省力化しながら効率よく仕上げているんだろうけど、それにしてもすごいパワー。目がくらくらします。

映画だと一瞬で流れて行ってしまうけれど、本当は逐一止めて一枚一枚の絵として見たいくらい。画面が絵画的なんです。

加えて、動き。繰り返し再生して、あるいはスローで見たいほど、村の描写のときには画面のあちこちに動きがあります。散漫という言い方も当たっているかもしれないけれど、村の賑わいを表現する手法としては成功していると思います。
まあ、ウォーリーを探せ!みたいなと言えばわかるでしょうか。

それに、独特の質感。
日本のアニメとはかなり違う。水彩と油絵の違いみたいな。なかなかいい感触です。
長ーいテーブルの端と端にグリンチとマックスが座って食事するシーンなんか、背景の岩がすんごい存在感なのね。この絵いいわあ。
寒々とした構図の風景なのに、妙に温かみのある色。グリンチ、独りぼっちだと勘違いしてるけど、ほんとはそうじゃないんだよ、と無言で言っているみたい。

構図も凝ってる。
ソリを盗みにいくところで、番犬の下からのアップの向こうにおっかなびっくりのグリンチがいる。この絵、すんごく雰囲気出ていて、笑える。
当たり前に見えるけど、実はあんまり見かけない絵です。

そういうわけで、まず絵に圧倒されます。

お話の方も、典型だけれどよく練れています。グリンチ、案外いいやつだな。もっと根っからのワルなのかと思ったら、そうじゃなかった。
1話完結でいいやつになってしまわずに、もう少し引きのばしてくれてもいいんだがw

という具合で、おとぎの国のようなこってりした絵の世界で、思いがけず人間臭いやつのお話をたっぷり楽しめました。

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2018.12.09

「スマホを落としただけなのに」

多要素認証くらいはやっておきましょうね、で片付きそうな話ではあるんだけど。

終局へ向かうにつれて、だんだんドラマ要素の方が強くなってきて、スマホに絡んだ特徴的な色合いは薄くなる。

そのドラマはというと、またかという感じで、隠された女の過去やら、子供のころ親から受けた虐待やら、お馴染みの顔ぶれ。お馴染みといえば、主人公は広告代理店勤務。なんでしょうかねこのワンパターンは。

と、一応くさしてはみるものの、結末はなかなかいい具合。
女への不信感を拭い切れない男が、彼女の本当の気持ちに気付く手がかりもまたスマホだったと。しかもそこに、スマホならではの必然が感じられて、納まりがよい。初めのころに、彼女が何気なく口にしたスマホの良い点が、最後になって、大きな意味を持って生きてくる。

スマホの危険なところ、恐ろしい落とし穴にさんざんな目にあった後だけに、この結び方はとても効果的です。上手いじゃないですか。

このオチだけで、見てよかったなと思えました。

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2018.12.08

「くるみ割り人形と秘密の王国」

主人公の少女の、生き生きした目が印象的な、古典のリメイク。
ドロッセルマイヤーおじさんの怪しげな雰囲気はそのまま。

原作ってどういう話だったか忘れていて、wikipedia であらすじだけ拾ってみたら、人形の恩返しのお話のようだ。

有名なバレエの方のあらすじは、ドイツ語版原作とかなり違うそうで、この映画がどのあたりを参照しているかは知らない。あまり書くとネタバレになりすぎる。

人形の国との関わりの始まりと終わりを、女性の自立と家族愛のような形にしているところは、現代風なアレンジといったところか。

見た目に騙されるなキャンペーンというのをやっているようで、映画のあらすじの方もまあ、そんな感じ。

原作では、くるみ割り人形は、心優しい女の子に一振りの剣という援けをもらって、ねずみの軍隊を打ち負かして王になり、人間世界に転生して女の子を妃に迎えに来る、という筋書きらしい。つまり、男は女の助けを借りて王国を切り取り、女に報いるというパターンだ。

ところが、この映画は面白いことに、戦争で一番活躍するのは女の子で、くるみ割り人形の方は陽動作戦で敵を引き付けるだけ。そしてご褒美に近衛隊長になるのだが、相変わらず摂政の下。腕力で国盗りみたいな王国の秩序を乱すようなことは思いもよらない、アフリカ系のイケメンだ。
なるほど現代的で笑える。

いや、冷笑的になるのはやめておこう。
クララの迸るような命の輝きを分けてもらえて、とてもよかったです。

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2018.12.07

「来る」

はい来ました~。
怖いですぅ。特に前半。

辛い味覚にもいろいろ種類があるように、怖さにも種類というものはあると思うのですが、この映画の場合は、身に覚えのある怖さというか。
得体の知れなさではなくて、実は知っているけど忘れている怖さ。そういう種類だと思います。人の暗黒面みたいな。

表現としては、音がとりわけ怖いです。実は映像はそんなに怖くはないんですよね。もちろん、ギレルモ・デル・トロとかフアン・アントニオ・バヨナとか映像で怖さを作るのがうまいんじゃないかという人もいますが、この作品はそこはどうということはない。血塗られた手が壁ドンとか口から血糊とか白目赤目黒目とか、グロイですが、グロいとコワいは違います。

あ、松たか子が全然松たか子にみえないのはちょっと怖かった。w

後半は、もはや怖い映画ではなくなります。ひたすら闘いの映画。
格式ばった強そうなおじさんたちも、陽気で負けを知らなそうなおばさんたちもつぎつぎ斃されていって相手の強さが引き立ちます。
んで、それを松たか子が結局一人で斃す。よいですね。王道です。

クリーチャーめいたものが最後まで出なかったのもよかった。本当に怖いものに形はないんです。

エンタメとしてもよくできていて、且つ人の心の弱さや汚さをよく描き出している、割といい作品でした。

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2018.12.01

「イット・カムズ・アット・ナイト」

画像的な怖さはこの作品にはありません。代わりに、心の深みに傷を負わせるような切っ先を隠しています。

まあ、ワタクシは自慢じゃないけど鈍いので、それを横目で見て深刻さをやり過ごすわけですが(汗

* * *

「外には恐怖、中には狂気」という宣伝コピーはこの作品の本質をうまく表している。

我々には大なり小なりこの作品の登場人物たちのような、保守的で自己中心的なところがあって、生存本能なのだからまあ仕方がない。

仕方がないことを言い訳に行き過ぎると、ここでいうところの、中には狂気ということになってしまう。なにごとも程度問題ではありまする。

そうした基本的な世界認識をおさらいした上で、この作品が描いているものをもう少しよく見ると、外への恐怖はまあいいとして、中にあるものは、狂気というのとは少し違う微妙さがあることに気付く。

苛烈な現実に対処するための理性的な姿勢。それは自分たちの生存のための正しい方策であって、称賛されこそすれ非難される謂れはないはずだ。

はずなのだが・・・

そこにある、何とも言えない、非人間的なという指弾の空気。
それを痛いほどわかっているけれども、誰かが手を汚さなければならないという、やるせなさ。

そういうものが、最後の、夫婦二人だけになってしまった彼らの間に、無力感と共に漂っていなかっただろうか。

一家の柱である彼とその妻を、非人間的と感じる我々の意識は、では、人間的というのは、自らを滅ぼしかねない愚かしさであるということを、認めるのだろうか。

やっかいですね。
まあ、そんなことで悩めるからこそ、我々は人間なのですが。

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