「十年」
十年後の自国の姿を5人の監督がオムニバスで描くプロジェクト、だそうです。もとになったのは、香港の自主製作映画だとか。w w.tenyears-movie.com/ ほかに、台湾とタイで作られたようです。
日本で作られたこの作品は、SF小説ならいくらでもありそうな内容で、ちょっと陳腐かな思いました。
しかし現実なんて陳腐なものだし、目を背けているとまずいことになるだろなとは思うわけで。
作品の出来がどうであれ、ここで描かれている話は、こんなあからさまな形ではないけれど、もっと巧妙に、知らないうちに侵食してくるような気はします。
いやですのう。
いやだと思わせるのが趣旨でしょうから、成功ですね。