「GODZILLA 決戦機動増殖都市」
いやいやいやいや
ゴジラってこんな面白い映画だったっけ?
と思ったら
最後の一言で椅子からずっこけましたよ。
これは次も絶対見ねば。
とまあ、煽りはそれくらいにして。
これまでのゴジラ映画というのは、ストーリーはあんまりなかった。ゴジラの巨大さや圧倒的なエネルギーや禍々しさが主であって、ストーリーはとってつけた感があった。
しかしこのアニメ版では、ストーリーがそれなりに練られている印象がある。
もちろん、3部作のうち2部を見終わってもまだ、いったい話がどうころぶのか、これだけいろいろ投入された材料をどう回収していくのか、見えない部分は多い。
けれども、見えないからこそ、期待が膨らむ。ああでもないこうでもないと想像を巡らすだけで楽しい。
あの双子の少女と鱗粉に守られた種族の神は登場するのか。
今回メカゴジラを構成する素材は登場したが、それは一体この後どう形を成すのか。まさかこれで終わりじゃないだろうな!
そしてそしてこの第2部最後に出てきたキーワード、宇宙の破壊の象徴たる〇〇〇は!
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。(フリードリヒ・ニーチェ)」
さあ、第3部も見逃せなくなってまいりました。