「デトロイト」
いやーな気分になること請け合いのレイシズム批判映画。
ウィル・ポールターが憎々しさ満点の演技ですばらしいです。
で、人種差別批判はまあ政治的に正しい姿勢なんだろうけど、先日の日経に載ったThe Economist の記事にもあったように、難民はほとんど受け入れていないとか、外国人技能実習と称して法的に弱い立場の人たちを安価にこき使って使い捨てることを一部見逃している我々は、偉そうに他国を批判するのは気が引ける立場なんであります。
弱ったね。
他人と自分は違うことを認めることは大切な基本姿勢だけれど、ものには限度というものがあって、誤解を恐れずに言えば、ある程度似通った人たちが集まって暮らすことも同じくらい大切であると、生活の安寧という点から見れば言わざるを得ないだろう。
米国はその点で確かに人工の実験国家だし、あの多様過ぎる多様性を受け入れていこうという姿勢は尊敬というか驚嘆に値する。だから、少し疲れが見えてきて、3割くらいの人が頑強にトランプ氏の考え方を支持するのも理解できる。
歴史は終わったなんてとても言えない、これからどうなっていくのかwktkであるといったら不謹慎でしょうかね。
これにテック系の変革がかぶさってくると、ほんと、どうなっていくんだろねー。
ちょっと放言しました。いつもだけど。