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大手のシネコンで掛かっているものは、本当にはずれが少なくなった。
この作品も、はじめのうちこそ強引なドタバタで、これはミスチョイスかと思ったが、途中いくつかの転換点を経て、伏線回収、みるみる収束していく。希望の持てるエンディングで、いい作品になっている。
要素の絡ませ方の妙というか、それぞれの登場人物が抱えている過去が、舞台となっている居間で展開される悲喜劇に絡んでくる、その投入のタイミングや話の繋げ方が上手い。
こういう演劇風の濃ゆい映画、割と好きです。
2017.12.03 in 映画・テレビ | Permalink