「泥棒役者」
大手のシネコンで掛かっているものは、本当にはずれが少なくなった。
この作品も、はじめのうちこそ強引なドタバタで、これはミスチョイスかと思ったが、途中いくつかの転換点を経て、伏線回収、みるみる収束していく。希望の持てるエンディングで、いい作品になっている。
要素の絡ませ方の妙というか、それぞれの登場人物が抱えている過去が、舞台となっている居間で展開される悲喜劇に絡んでくる、その投入のタイミングや話の繋げ方が上手い。
こういう演劇風の濃ゆい映画、割と好きです。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「ガール・ウィズ・ニードル」(2025.06.15)
- 「JUNK WORLD」(2025.06.15)
- 「Devil May Cry」(2025.06.09)
- 「我来たり、我見たり、我勝利せり」(2025.06.09)
- 「ラブ、デス&ロボット」(2025.05.22)