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2017.12.03

「COCOLORS」

「cocolors」と書いて「コカラス」と読ませる。元は音のない作品だったところ、声を当てて映画に仕立てたそうな。

モノクロームの味気ない世界に彩を与える人の心の様々を、色で表そうという試みらしい。

思い入れはわかるし、絵は確かにうまいと思うけれど、ストーリーが少し弱点になってしまっている。人の心はもうすこし複雑で、奥行があって、しかも思いもよらないほど強靭だ。と思う。

この作品ではそこが、ステレオタイプな描かれ方で、ちょっと残念。

まあでも、「削られて残ったところが形になって色をのせる」という表現はよかった。削られて残ったところなんだなあ我々は。

次も面白いの作って下さい。

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