「ワンダーウーマン」
いやでも町の鐘楼をぶっ飛ばしちゃったらいかんだろう。w 勢い余ってはわかるんだけど。もうちょっと頭を使ってくれないと。どうやって修復するんだ。
そうか。だから今は美術館勤務で、なんとか修復しようとして・・いや違うか。w
予告編の出来のよさを裏切らない、期待どおりの派手なアクションで、そこは大満足でした。アマゾネス嘘つかない。
予告に出てくるいかにもな敵役を倒すまでは第一段階ワンダーウーマン。ここまではまあ理解できる範囲。
でも、ボスを倒したはずなのに戦争は終わらない。当り前ですわ。戦争は政治の道具なんだから。ワイズマンを倒しても戦争は終わらないとか、キリコ・キュービーですかあなたは。
そして現れる真の敵。絵に描いたような普通の筋書。良い子ならTVの戦隊もので毎週見てるからすぐわかる。第二段階に突入。
この敵が、ちょっといまいち。なんだかなよっとしているし、弱い。台詞なんかも、一体どこの漫画からコピペしたのかっていう・・
そうだ。原作は漫画だった。
そこで、はたと、見ている側は悟るわけです。
これは、漫画世界から出たものだけれど、漫画の質感とは全然違う、ガル・ガドットという宝石を磨き上げて観客に供する映画なのだと。
だから、それ以外の要素は、観客の頭に残るようなものであってはいけないのだと。
作り手の意図どおり、ワタクシの脳裏には、「ガル・ガドット=ワンダーウーマン=かっこよくてかわいくてつよいけどちょっと直情的」の図式がしっかり焼き付きました。
次は「ジャスティス・リーグ」。ブルース・ウェインとの交流など伏線も引けて、期待が膨らみます。
それはそれとして、女性ヒーローの決めポーズって難しいですね。
それと、子供の性教育は、お母さんが粘土をっていうところから始めるというトリビアを得ました。