「幸せなひとりぼっち」
これもなかなか良い、「老い」を描いた作品。
いや、老いそのものというより、老い方、という方があたっているか。
「ミス・シェパードをお手本に」がいかにも英国風なのに対して、こちらはいかにも北欧風。
私的には、こちら「幸せなひとりぼっち」の方が、泣かせる場面が多くて好み。
英国風は、最後まである種の打ち解けなさがあって、そこが苦くて味わい深いけど、素直にハートウォーミングな方に一票入れておこうかな。
今年はちょっと不作な年かとおもったけど、年末にきて味のある作品多数を見られてよかった。