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2016.11.20

「ミュージアム」

全体にグロい。映像はもちろんだが、それ以上に、犯人の精神がグロい。

まあ、そうはいっても、主人公家族以外の犠牲者が次々屠られていく手の込んだ手法とスピードは、少し無理がある。単独犯ではどうにも無理、というところで、ちょっと醒める感じはある。だが、それは本筋の前の娯楽に過ぎないことが、すぐにわかる。

最後に残った標的である主人公一家が、犯人のグロさに巻き込まれていく。。かに見せて、実は本当にグロいのは誰だ、という話にもっていく。見ていて結構脂汗がでる。気分のいいものではない。

結局、犯人は裁きを受けて、一見落着はするのだが、エピローグがまた・・
救いようのない悪の再生産を見せられる。善と同様に、悪もまたしぶといのだ。

うへぇ。

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