「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」
お伽噺としてはまあまあの出来上がり。
BFGが、巨人の国では蔑まれる存在で、だからこそ人間との接点が生まれるのは、ありがちなパターン。その仕事が、これもありがちなのだが、映像がとても綺麗で、そこはひとつの見どころ。
後半、ファンタジーらしからぬリアルなものが出てきたりして、そこはちょっと目新しい。
現実世界が、様々な転換点を迎えていると巷でいわれている中で、古き良き感触のある作品。でもそれが、ちょっと嫌味でもある。そういうものを単純の良いすることは、もうできなくなりつつあるかもしれないので。