「スター・トレック BEYOND」
スタートレックの価値観・世界観というのは、今より少し前の、理想主義的な色合いが濃い。
本作でもその点はしっかり反映・・というかそれがテーマになっている。
今の時代に見ると、こそばゆいほどの理想主義だが、まあそういうものがあってもいい。
敵役の男が、自分は闘いの中で育った、とか、人は闘いによって強くなるとか、自分は軍人だ、とか主張するのだが、それに対する若いカーク船長の答えは、「そのあなた方がつくった平和を、譲り受けたのが我々」というものだ。
なかなかうまい折り合いのつけ方だ。
この方向でこれからもいってほしい。
それにしても、クライマックスが男の殴り合いになってしまうのは、前作もそうだったけど、どうにかならないのかな。
そうそう、オープニングで、アリババの名前があったけど、中国人が目立って活躍ということはなかった。
« 「エル・クラン」 | Main | 「ベストセラー」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「秒速5センチメートル」(2025.11.16)
- 「トリツカレ男」(2025.11.16)
- 「爆弾」(2025.11.09)
- 「劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」」(2025.11.09)
- 「旅と日々」(2025.11.09)
