« 「オデッセイ」 | Main | 「虹蛇と眠る女」 »
タランティーノですからね。悪趣味とセンスの良さがごった煮です。
この人は結構斜に構えて皮肉混じりで世の中を見ているのかなあと思っていたましたが、今回はいつになく真摯な感じがします。
まあ、結構あっちでは亀裂が深まっているのかもしれませんですね。何を旗印にまとまっているかをいつも思い出さないといけない、今がまさにそのとき、といった思いがこもっています。
締めくくりのシーンでそれがわかって、しかも、そのわからせ方がにくいほど上手くて、ちょっと泣けます。
悪趣味だけど良作。
2016.03.05 in 映画・テレビ | Permalink