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March 2016

2016.03.27

「エヴェレスト 神々の山嶺」

面白いのか面白くないのかよくわからない映画。

原作小説は面白いそうだから、その点は面白いのだろう。
山登りのシーンも、普段知らないことがたくさんあって興味をそそられる。
キャラクタの個性も、阿部寛が十分に出している。
雪山の景色は美しくて目を奪われる。
登場人物の心理もわかる。

だから一応最後まで飽きずに見れるのだが、
このあっさり感はなんだろう。
引っかかるものが感じられない。

そのとおりですね。いい映画でしたね。
So what?
という後味。

要素はすべて光るものがあって、組み立ても悪くないのに
不思議にあっさりしすぎている。

テクニックでつくられたのか。
原作の肝をどこかに落としてきたのだろうか。

いい映画に備わっている、隠し味というか、引っかかりのようなもの
について考える、よい見本のような作品でした。

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バットマンvsスーパーマン

迫力のアクションを! 思わせ振りたっぷりな演出を!
堪能する!

それがザック・スナイダーの映像。

ストーリーがーとかプロットがーとか関係ありません。
気にも留めないほど定型で十分。

とはいえよく練られた定型なので違和感なし。

ブルース・ウエインに、「敵になる可能性が1%でもあれば、それは敵だ」
と意味深な台詞を言わせたりもしてます。

というわけで、大相撲で言うなら「力の入った一番」でした。
あー汗かいた。


300とまったく同じで、たいへん満足いたしました。以上。

Pic10

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2016.03.20

「ロブスター」

少子化は先進国共通の現象だそうですが、強制したり誘導したりというのも微妙なところがあって悩ましい。その微妙なところを、先鋭化させてブラックな笑いを狙っている風なつくりです。

いやほんと悪魔的。

全然お薦めできません(笑)

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2016.03.12

「虹蛇と眠る女」

はなはだ残念な出来。金返せレベル。
何を言いたいのかよくわからない。

二コール・キッドマンの乱れた姿を披露するのを見せるだけが、煽りとして宣伝されているような気さえする。
最もコストパフォーマンスの悪い女優として有名な人ではあるけれど、いよいよこういう風になってきてしまったか。

まあ、ギリシャ彫刻のようなナイスバディと、現代風に整った顔だちが売りではあったけど、それ以外の、もっと長く愛される要素を成長させられなかったのかなあ。

「others」とか悪くなかったのに・・どうしてこうなってしまったんだろう。

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2016.03.05

「ヘイトフルエイト」

タランティーノですからね。悪趣味とセンスの良さがごった煮です。

この人は結構斜に構えて皮肉混じりで世の中を見ているのかなあと思っていたましたが、今回はいつになく真摯な感じがします。

まあ、結構あっちでは亀裂が深まっているのかもしれませんですね。何を旗印にまとまっているかをいつも思い出さないといけない、今がまさにそのとき、といった思いがこもっています。

締めくくりのシーンでそれがわかって、しかも、そのわからせ方がにくいほど上手くて、ちょっと泣けます。

悪趣味だけど良作。

Pic02


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