150704鎌倉散歩
紫陽花の季節は、高齢者の集団でごったがえすのだが、そろそろ落ち着いたころだろう。ということで、鎌倉へ散歩しにいってきた。
北鎌倉で降りるのがいつものパターン。お手軽デザインの鎌倉駅にくらべて、こちらはあまりに小さい故に、変に気を回さずに自然体で出来上がっている。円覚寺の境内で、風情がいい。
んで、さっそく見慣れない立て看板が。こういうところ、鎌倉は難しいよねー。保存か日常利便性か。
鎌倉駅までてくてく歩いて、駅前のBECKERSで時間をつぶす。9時を待って、観光案内所でいろいろ教えてもらう。
紫陽花は、華のシーズンが過ぎると、自然に枯れるのを待たずに剪定するそうな。馴染みの明月院はもう剪定終わったそうなので、まだの瑞泉寺へ。
若宮大路を軸にその東側の奥まったところににある。この界隈は、落ち着いた住宅地。乱開発やミニ開発の波もあまり被らずにきたようで、ほどよい大きさの敷地でまとまっている。その宅地の路地を抜けていった先に寺はある。
この瑞泉寺は、庭がおもしろいらしい。夢窓国師という昔の人が、庭を作るのがうまかったとかで、寺の裏側にある遺構が発掘され、現在に至っているようだ。18曲がりと呼ばれる坂道を登っていくと、一覧亭というところに至ると案内板にはある。一般人は立ち入りできないようだ。
暫くぶらついた後、八幡宮の方へ戻ってくる。来る途中、洒落た真っ直ぐな小路が気になっていたので、それを辿ってみる。終点にあるのが、荏柄天神社というらしい。
日本三天神のひとつで、菅原道真公を祀っているそうな。
「福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三天神社と称される古来の名社です。」えーそんな凄い神社なのか。全然知らなかった。本殿は国の重文だ。
境内に、かっぱ筆塚というものがある。かっぱの絵をよく描いた漫画家さんによる絵筆塚だそうだ。面白いものをつくるのね。
近くにあった住宅の一階を改装した手打ち蕎麦屋でお昼。結構な値段だが、それなりでまあまあ美味しかった。これくらいなら、人を連れてきても大丈夫。
若宮大路に戻ってくる。八幡宮は七夕モード。段葛はリニューアル工事中。
せっかくなので、Ingressのスキャナーを起動して、大路の東側一帯で田植えして、大路沿いのミッションをいくつかやった。なーんかAXAを1個2個入れているポータルがいくつかあって、300発ほど使ってしまった。自宅ポータルなんだろか。源頼朝公はどうみたって Enlightened なのに、このあたり一帯が青いのはけしからん。今後もときどき緑化しに来よう。
ともあれ、鎌倉散歩。今回も楽しかった。若宮大路両側の残念な街並みは、もう仕方がないと思うけど、少し路地を入っていけば、鎌倉らしい佇まいがあちこちにあって、何度行っても飽きない。歩けばそのときの体調もわかる。今回は・・昼を挟んで5時間くらい休み休み歩いただけなのに、右太腿の付け根が痛くなって難儀した。これはいかんなー。寄る年波がフトモモまできましたよ。少しまた運動せねば。
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