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2015.06.21

「攻殻機動隊 新劇場版」

シリーズの仕上げに相応しく、わかりにくいプロットと、わかりやすいバトルシーン。

でも、落ち着いて考えると、政府:公共 対 防衛省:民間軍需産業 という構図は十分わかりやすいし、電脳と義体が孕むわくわくするような問題は、いつもどおりだ。どうでもいい登場人物が、妙に大物ぶっているのが、わかりにくさの理由かもしれない。

501機関と決着がついたのはよかったすな。


それはともかく。

特殊な高機能のシステムに特化していくと、進化の袋小路にはまる。
という話は、現実にもありそう。
話に聞くだけだけれど、I○6とかC□B□Lとか。

それが、車とか使用言語やプラットフォームのような、人間本体と切り離せるものなら、再学習と乗り換えでクリアしていけるだろうけど、義体となると確かに、どうするんでしょうね。

結構、現実に追いつかれつつある感じがする。
AIと人型ロボットが、現実の話として取りざたされるようになったのだから、それも当然か。

原作から25年経ってるんだねえ。

感慨深いです。

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