「アナーキー」
イーサン・ホークを見たくて、予備知識なしで観に行った。
そうしたら、妙に時代がかった台詞まわし。登場人物の名前も、現代風でない。
車も銃も登場する現代世界だが、どうみても騎馬と剣の世界のお話だ。
変だと思ったら、シェイクスピアなんだと後で知った。なーんだ。
そうであれば、納得できる。
ここで描かれているのは、つまり、運命の「綾」だ。
くどいほど、時には強引な設定を使って、綾を演出する。
王の家来の元戦士が、追放の憂き目にあいながらも、
王の幼子を攫って苦節20年の養育の末に
王の危機に応じてはせ参じるって、なんですかその時代がかりようは。w
まあ、そこは傍流の埋め草的展開だが。
おもしろいのかどうかよくわからない。面妖な作品でした。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソンさんが、
有名になる前の出演。ショートにしたボーイッシュなところを見られます。