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2015.04.19

「セッション」

ジャズの世界を題材に、限界を究めようとする師弟の憎悪と、憎悪と、憎悪と、・・・グルーブを描く。
こういうとき、「師弟の愛憎」と言えば月並みだが、この映画はそんな生易しいものじゃない。

一種の傑作。

最後の最後、突き詰められた憎悪が、すうっと遠ざかって、
昇華していくところが、とってもいい。

映画というものの凄さ、存りようを示す良き実例が、またひとつ手に入った。

一部に誤解があるようだけれど、これはあくまでも映画なのであって、音楽ではない。だから、この作品の中で使われている音楽や、音楽にまつわる色々を取り出してあれこれ言うのは、見当違い。音楽がご専門の向きには、その旨ご理解いただきたい。

まあ、グルーブとかスイングって何なのといってGoogle先生に聞いているようなワタクシが言うことでもないのだけれど。

Pic01


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