141101キャンプ納め
文化の日絡みの三連休は、たいていキャンプ納めになる。場所はもちろん閑古鳥キャンプ場。
20年前、綽名のとおりの閑古鳥が鳴くところだった頃は、11月には水道が凍るから10月で閉める、と管理のお母ちゃんは言っていた。
その後、繁盛しはじめたからなのか、それとも地球温暖化で水道が凍らなくなったのか、理由はともあれ、今年は11月第2週末までやっている。客も昨年よりさらに増えている。
飽きずにここへ来る理由は、針葉樹の森の静謐さと広葉樹の森の華やかさや温かさを等価に味わえるから。どちらか一辺倒でないところがいい。
道路が整備されて、観光地化が進んで、なんと交通取り締まりのパトカーが巡回する!ようになっても、その良さは変わらない。
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街道沿いに、結構賑わっている道の駅がある。いまや道の駅はどこもそうだが、ほぼ地元の物産市と化している模様。東京からの時間距離が近いからなのか、値段は東京のスーパーと変わらない。仮説駐車場を拡張して、来客に備えている。
これはある種、アウトレットモールと似ているかもしれない。
郊外へ出かける手頃な目的地としての買い物施設。
Wifiも使えるのね。
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今年は、周辺にも足を延ばして、石割神社などに登ってみた。これもIngress効果。ちと足掛かりにしたいポータルがあるのだ。
上りの石段がきつい。しかも、403段上がっても、神社など影も形もなく、そこからさらに30分以上、山道を登っていかなければならない。
御神体の巨岩の裏側に、人が横歩きでやっと通れるような裂け目がある。三度右回りに通ると御利益云々の立札がある。そうとは知らずに左回りで一度だけ通ってみる。生まれついての損な性分。
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山中湖畔でカレーバイキングなど食していると、陸を船が走っている。ほんの一瞬だが、東北で見たシュールな光景を思い出した。まあ、ここはおだやかな山の中だ。これ、後ろにはちゃんと舵が付いてるのね。あんなので曲がれるのかなあ。
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例年だと、箱根を回って帰るのだが、今年は同じコースをピストンで戻ってきた。ヤビツ峠から大山に登るためだ。
これが、結構な上り。道は整備されているのだが、勾配がきつい。小学校で遠足に来たはずだが、あれはケーブルカーの方のルートだったか。鹿が居て、人には慣れているようだった。
途中から雲行きが怪しくなって、山頂に着くころは猛烈な突風と雨とガス。ナップザックの底に常備のレインウエアが役だった。
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文化の日は穏やかな晴天が多いと思ったけれど、今回は全体に悪天候だった。
でも2日の午前中は晴れ間もあって、街中より一足先に紅葉を楽しめた。
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今回の作品はこちら。
この3点は、閑古鳥キャンプ場までの通い慣れたコース上にあって、お手軽だ。
山歩きと一緒に楽しみが増えた。
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