「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
オーソドックスなSF活劇。トレジャーハンターものによくある軽いノリで、深刻ぶった悪役をオチョクリながらやっつけるという定番。そういえば、インディージョーンズもトレジャーハンターだった。そのSF版みたいなものか。
音楽が懐かしい。詳しくはないが聞いたことのあるものばかり。ストーリーのいいところで、いい曲がかかる。MyBestのカセットテープは、青春のほろ苦い思い出。うまい小道具になっている。
悪役が少しステレオタイプで、そこは難がある。個性があまり感じられない。
むしろ、脇役に個性的なのがいて、そちらの方が面白い。
ヨンドゥを演じているマイケル・ルーカー、絶対見覚えのある顔だけど思い出せなくて、調べたら「ウォーキング・デッド」のメルルだ! 道理で印象に残っているわけだ。メルルよかったなあ。
よくわからないのは、グルートのヴィン・ディーゼル。ディーゼルである必然は一体どこに。話題作りなのかな。
ともあれ、悪役のアホぶり、主役のオチョクリぶり、脇役の曲者ぶり、疲れた頭を休めるには好適な一本。
« 「アバウト・タイム」 | Main | 「悪童日記」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「新世紀ロマンティクス」(2025.05.12)
- 「SISU/シス 不死身の男」(2025.05.04)
- 「サンダーボルツ」(2025.05.03)
- 「けものがいる」(2025.04.27)
- 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」(2025.04.21)