「攻殻機動隊ARISE Ghost Stands Alone」
完結編。当然のように、4話の中で一番、緊張感のある出来。
いつもの構成に則って、攻殻独特の雰囲気全開。
「あ、出るぞっ」と思った瞬間にやっぱり出た決め台詞。
「そうささやくのよ。私のゴーストが。」この定型パワー、水戸黄門も真っ青であります。
というわけで、次のシリーズにも期待。
そうそう、素子とバトーの漫才は、毎度出さなくてもいい。
やり過ぎるとお子ちゃま風になってしまう。
決め台詞を、シリーズにつき1回出すとすれば、ずっこけの方は1~2回くらいを希望。
映画館で配られている解説の冊子を読むと、なんだか小難しいことを考えているのねえ。まあ、そうなのかもね。
自分というものが、自分だけでかたちづくられているわけではない、という点には同感。
だからこそ、素子が求めている「完全独立」の意味が際立つわけだ。
そして、荒巻が、「おまえをゴーストハックするキーなど持っていない」、という結びの台詞も。渋いぞ荒巻。
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