「トランスフォーマー ロストエイジ」
中国市場を強く意識した作品、という前評判に納得。日本向けの「ウルヴァリン SAMURAI」みたいなものか。
オプティマス・プライムに、「殺してやる」という台詞を連呼させるのはどうかと思ったけれど、中国向けということで、あれくらいのセンスが丁度いいのだろうか。よくわからない。
スタンリー・トゥッチ演じる憎めない悪役CEOが、後半で、脚本に対する不満をぶちまけるかのような台詞を言っていて、こちらは笑える。そのすぐ後に、乳酸菌飲料のパックをちゅうちゅう吸っているアップを、長々と映されたのでは、その気持ちもわからないでもない。ネイティブ広告などと言えば聞こえはいいけれど、ああいうものになってしまうのは、映画としてはどうなんだ。(笑)
CGはもう、言うことなし。なんでもできるのですね。
プロットのわくわく感もあった。ダイノボットと恐竜絶滅の関係、今回のオートボットの危機、それらを創造主というキーでうまく結び付けていた。
上映時間が長くて、少し中ダレしたけれど、ど派手なCGアクションたっぷりでお得感があるとも言い得て、微妙なところ。
それにしても、あのエンディングは・・・一体次はどこの世界のお話になってしまうのでしょうかね。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「新世紀ロマンティクス」(2025.05.12)
- 「SISU/シス 不死身の男」(2025.05.04)
- 「サンダーボルツ」(2025.05.03)
- 「けものがいる」(2025.04.27)
- 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」(2025.04.21)