雑記140728
集団的自衛権というのは、武力行使の信憑性を高めることで抑止力を高めよう、ということだろうから、武力行使には一定の歯止めがありますという説明との噛み合わせが悪いのは致し方ないのだろう。
ここまでやったら武力行使、という境界をはっきり説明すればするほど、相手国は「そこまでならやっていいのか、よーし」と思うだろうから、境界は武力行使が発動しやすい側に寄っていかざるを得ない。
国内向けの説明を明確にすればするほど、対外的な武力行使の敷居を下げざるを得ない、という座りの悪さ。
まあ、駆け引きだから、そういうものだよね。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)