「神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃」
映画としては、まあいまいちな出来だが、これをきっかけに、wikipediaでいろいろ読んで、ポーランド王とオスマン帝国の衰退がここから始まるのを知るなど、歴史の勉強にはなった。
修道士は、歴史には出てこない模様。また、オスマン帝国が、オーストリア侵略に手を付けたのは、ハンガリーのプロテスタントの反乱を口実にしていたというから、映画とはだいぶ違う。
ポーランド王、ヤン・ソヴィエスキは、戦争は強かったが、政治はうまくなかったようだ。このウィーン包囲戦の勝者として、名声は得たものの、その後は結局、欧州の政治力ある他国にうまく利用されただけに終わる。