「王立宇宙軍 オネアミスの翼」
ビッグサイトで開かれているアニメ関係の催しとの連動で、昨夜、ガイナックスナイトという上映会が、できたてのTOHOシネマズ日本橋であった。江ノ島から帰ってきて疲れ切ってしばらく寝て、起きたらぎりぎり間に合う時間。てことで、行ってみた。
これをリアルタイムで見た頃は、映画というものをそもそもほとんど見ない生活だった。それで当時、結構感動して、LDまで買ってしまった記憶がある。もう、プレイヤーともども、売ってしまったけれど。
週一で映画館へ行くようになって10年も経ったいま見て、どうなのか、確かめたかったのだ。
簡潔に言うと、映画としてはなんとか普通の出来。音楽はいまでも相当いい。というのが見終わった印象。
ただ、これを、当時作ったという点がすごい。
上映前のトークショーで、当時の製作者たちが言っていたけれど、そのころのアニメは、本当にたいした水準ではなくて、このオネアミスの完成度は、当時の水準をはるかに超越していたのは確かだろう。
Q&Aの中で、若い人の質問に答えて、「今はアニメがきちんとした仕事(産業)になったので、50代になった我々は責任をもって新しい取り組みをするけれど、若い人が何か新しいことをしようとする分野としてはお勧めしない」といった趣旨のことを言っていた。
そのとおりだろう。ゲームと同様だ。
まあ、若者には、まだいくらでも、新しい分野があるだろうから、心配しなくてもいいとは思うけど。
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