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2013.12.07

「47RONIN」

これは一体どこの惑星のお話なのかと。
そして誰に見せるつもりなのかと。

浅野忠信が「もうね。浅野が吉良をやると。それだけで十分じゃないかと。」と、ふてたように言っていたのが、いまはわかる。わかるぞう。

いわゆる伝奇ものですかね。でもなんか、まあまあ面白かったんだけどね。面白いと思ってしまった自分が悔しいやら情けないやらで、以下、どこが面白かったのか言い訳します。
・デザインがなかなか
 もう時代考証なんて関係なしのぶっとんだ意匠が、案外よかった。まあ、中国っぽいだけかもしれないけど。
・謎の将軍が、らしかった
 最高権力者というものは、実は一番掟に縛られて、いろいろ難しい立場の人なわけだけど、そういう感じをよく出していた。ストレスまみれの憎々しい顔を上手に演っていた。
・日本人キャストばかりで全員英語
 一座全員が英語を話すのが、まるで社内公用語化みたいで笑えた。誰向けの映画なんでしょうかこれは。
・日本人の恐ろしさを示した
 日本人は相変わらず恐るべき首狩り族で有り続けていることを、世界に知らしめている。あれが何百年の時を超えてニュースであり続けるのは、そこにニュース性がある、つまり極めて珍しいことであるからだけど、そんな真理には関係なく、サムライ=ハラキリ・首狩りであることがますますよく伝わる。まずい。

少々追記:
さらに、このお話で一番まずい点は、、才能あるもの、能力を身に着けた者を生かそうとせず、秩序を乱すという程度の理由で死に追いやる世界観を正当化していることだ。ああ日本という国は確かにそうだよねと、外国人は思うかもしれない。

まあ、そうは言っても、キアヌ・リーブスは、案外楽しんでたんじゃないか。宣伝のインタビューで「Light?, Camera?, Action !」と言って締めてたのが、実に楽しそうだったんだよなあ。あれに引っ掛かって、見る気になったのだった。実際、キアヌと真田広之が切り結ぶシーンはなかなかいい。キアヌ、太刀捌きを随分練習したな。

これはたぶん、そういう風に楽しむ作品。 てことでOK?

Pic01

写真の親指は、これだけ見るとボケギャグだけど、実はうまい使われ方をしている。知りたい方は劇場で。

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