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2013.11.23

「キャリー」

主人公のキャリーよりも、その母親の妄念が怖ろしい。以下ネタバレ。

最初の作品も、続編ともに見ていないので、なんともわからないが、これは怖いといより哀しい映画に見える。超能力が暴発するクライマックスで、女性教師の”処遇”(笑)にそれが表れている。恐怖の演出としては大甘だが、別の意味を持たせているのであれば、それもありなのかもしれない。でも宣伝で「悪魔は何度でも蘇る」などと言っているのだから、やはり恐怖を前に出す方が妥当だったのではないか。

この作品があまり怖くない理由には、時の流れも影響しているかもしれない。「クロニクル」がそうだったように、いまや超能力はありふれた小道具。少なくともファンタジーの世界では、人々の恐怖を煽るような不可知性を既に失っている。だから、恐怖を演出するのであれば、別の手法をとらなければならないのだが・・・

とはいえ、母親役のジュリアン・ムーアはぞっとするほど怖い。理解を超える現象を前に、プレッシャーのあまり正常さを失って久しい人間の、それでもなんとか平常を保とうとするこわばった顔。

クロエ・グレース・モレッツは、憎悪の表情はあまり上手くなさそう。可愛いすぎるのが邪魔になっている。それに比べると、憂いを含んだ表情はとってもいい。

そんなところ。

Pic02

クロエの、影のあるジェダイ姿はきっと似合うだろうなあ。早く見たい。

まあ、実際はこんな感じみたい。
chloe grace moretz funny moments mix

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