三井アウトレットパーク木更津
カード会社からハガキが来て、期間限定・木更津限定でポイントを買物券に換えられるという。事業者側の引き当て処理の都合で何かあるのだろうか。永久不滅とか無理なことを言っているなあとは思っていた。
欧米流だと、引き当てではなくて前受け金という処理になるらしい。知らなんだ・・・ひょっとして、TPP絡みで今のうちに身軽になっておけということなのかな? よく知らないけど。
いち消費者としては、ポイントと交換できる商品カタログのこれじゃない感に辟易していたので、アウトレットモールで使えるという企画は歓迎。木更津はいつも南房への途中で通り過ぎるだけだったので、よい機会でもあり、行ってみることにした。それにアクアラインもいまだ激安期間中ですし。
* * *
海ほたる、改装も終わって4階がすっかり綺麗になっている。空調の効いた展望デッキは、視界全部が見渡す限りの海。土産物屋は都心のどこかと見間違うほど。バケツわかめをコンクリートの床に直置きして売っていた以前の面影はまったくない。(あれは少々どうかと思っていたヨ)。足湯コーナーまであるのはちとやりすぎの感じもあるけど。
これは最近の流行りなのかしら。香辛料を入れたビンを買って帰って、自分で醤油を注いで、お手軽に変わり種醤油を作るらしい。同じ伝でビール!もある。ビール・・・それ美味いのかな?
アクアラインに入ったのは7時頃だが、アウトレットモールが開くのはたぶん10時くらいだろうから、海ほたるで9時過ぎまで新聞読んだりネット読んだり海が小魚の群れで泡立ったり空中に次々飛び出す銀影を見たりして過ごす。スマホは時間つぶしには最高の友。
* * *
モールの方は、後発ということもあって施設の合理化が進んでおり、見方によっては安普請。とはいえ、回遊性のあるプランや見え隠れする道のしつらえ、広場とフードコートの配置などは、この種の施設の一つの到達点を示している。
商品は、最近はほとんどがアウトレットモール専用仕様。欲しいと思う服がなくて、買い物券を数万円分持ったまま途方に暮れる。といっても、拡幅計画が進行中のようだから、流行ってはいるのだろう。
アウトドア屋さんが比較的充実しているので、氷点下でも使えるシュラフとアイゼンをこの際買っておこうかと決めかけたのだが、どうも腹に落ちなくて、念のためもう一度地図を確認すると、まだ回っていない一角に有名ブランドが見える。
ここまで来たのだからと、疲れた足を引きずって行ってみる。店員の話によると、このブランドはアウトレット仕様というものを作っていないそうな。昨年のモデルを、割引価格で置いているとか。なるほど、それはいい手だな。
そういえば店員も、都心の百貨店の服売り場でばりばりやっていそうなベテラン。品物も悪くない。結局、秋冬のジャケットを一着買う。買い物券の範囲で収まる額でもなかったが、そろそろ新調するつもりだったので、安く買えただけよしとする。
あとでカード会社の企画屋がデータを見てにんまりするのが目に浮かぶようだわ。癪だのう(笑)。
それにしても、店員のプロぶりに驚いた。客向けに作った顔が素晴らしい。客向けではない表情をそれとなく目撃しているので猶更。あたたかみのある誠実そのものの顔、そつのない応対。他の有名ブランドの店員の地元っぽい素朴な感じと比較して、目立つ。アウトレットモールらしからぬ力の入り具合。
そんなこんなで、お買い物に満足した午前中でした。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)
Comments