瀬戸内島行記130811
あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
何がって暑さが盛りの奈良。市内は軽く35度を超える。日本の半分はそのようだが。(ちなみに東アジア全域で暑いらしい)。それでも早朝は多少涼しい。春日大社の境内の木陰ともなればなおさら。巫女さんが琴の調音などしている。山門の向こうに山並みが層を成して見える。石段の下から見上げる奥行き感がいい。ちゃんとしたカメラが欲しくなる。
ここは藤原氏の氏神だとか。そんなことも知らんのかと鹿が言いたげ。
天平時代。7代の天皇のうち4代が女帝。唐やペルシャ、インドなどからも文化が流入した華やかな時代。万葉集が編纂された時代。飢饉や地震があり不安も多かったとされる時代。仏教による国家鎮護を目指した国分寺の総本山として建立されたのが東大寺。長いこと修理していたが完了したようだ。本殿がなかなかよいプロポーション。
南大門はむき出しの大きさを感じさせる。斜材(鋼製?)が補強で入っているのが見える。さすがに肘木と枡だけでは保たないのだろう。金堂の柱も、江戸時代以前までのものは巨木をそのまま使っていたが、現存の柱は集成材。
この周辺は鹿が有名だが、鹿煎餅売りには謎がある。煎餅を買うとすかさず鹿たちが寄ってきて、早くよこせとばかりに人を追い回すのだが、同じ煎餅でも、屋台に置いてあるものには決して手を出さない。必ず、売れた後に、買った人のところへさっと寄っていく。ひょっとすると、煎餅売りのおばちゃんが厳しく調教しているのだろうか。
場所を移して、平城宮跡へ。復元された朱雀門と大極殿。平城京歴史館、平城宮跡資料館、遺構展示館がある。何しろ広いので、貸自転車で移動しながら見学する人が多いそうだ。
歴史館は、遣唐使や大仏建立をアニメドラマで見せてくれる。国分寺を、民衆の協力を得て建てたとするなど、やや美化しているきらいはある。
大極殿は南面が全開放で耐震壁なし。これで地震は大丈夫なのかと思うが、免震構造である由。
この周辺には、古墳がいくつもある。周囲を堀で囲まれた小山のようなものをいくつか回ってみる。地図で見ると、堀だけでなく溜池が多いのに気付く。ボランティアの説明員さんの話では、大きな川がないので、その代わりに主に農業用水として使われたらしい。平城京が(平安京に比べて)長続きしなかったのは、排泄物を流し去る仕組みが弱かったからという説があるとも聞いた。そういえば疫病も流行したのだった。実際のところ、あの時代にどう処理していたのだろう。
予定していたものを全部見終わって次は大阪。大阪駅の大屋根を見るのが目的。駅付近の安いビジネスホテルを探して予約。GoogleMaps は世界で最もよく使われているアプリケーションだそうだが、それを実感する。
宿に着いてみると、結婚式場併設の変わった建物。式場がアトリウムになっていて、それに面して廊下と部屋の扉がある。よく知らないが、こういうのは珍しいのではないか。
さっそく大阪駅を見にいく。
開放感があってとてもよい。
模型をわざわざ鋳造して置くこの入れ込みよう。w
駅ビルの最上階に映画館があったので、持っていた前売り券で映画を観て、この日はおしまい。































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