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2013.07.06

「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」

原題は単に"FUR"。邦題は少しキャッチーに過ぎるか。とはいえ、ニコール・キッドマンの美しさには文句なく釘づけになること請け合い。huluで見ました。

伝説の写真家のポートレイトを描くというお題目を掲げながら、実のところ、ニコールだけを追っているように見えて仕方がない。その意味では、残念な作品。いやいや、でも眼福です。

美しいが固い表情で抑圧された生き方を表現する前半から、多毛症の男に惹かれて次第に自分を解放していく後半まで、ニコール・キッドマンの女優としての実力にふさわしい見せ場がたくさん。

ダイアン・アーバスという写真家の実際の生涯とは、かなり違うストーリーだそうだが、フィクションの部分の筋書は、ニコールのために書かれたと思えば、十分許せる気がする。

ちなみに、実在のダイアン・アーバスの方は、ファッション写真の世界で活躍したあと、次第にフリークスなどの題材に傾倒していき、48歳で自殺したのだそうです。シャム双生児を撮った写真が有名だとか。

映画では、自殺に至る部分はまったく描かれず仕舞いなので、ノンフィクションを期待すると裏切られます。

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