「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」
原題は単に"FUR"。邦題は少しキャッチーに過ぎるか。とはいえ、ニコール・キッドマンの美しさには文句なく釘づけになること請け合い。huluで見ました。
伝説の写真家のポートレイトを描くというお題目を掲げながら、実のところ、ニコールだけを追っているように見えて仕方がない。その意味では、残念な作品。いやいや、でも眼福です。
美しいが固い表情で抑圧された生き方を表現する前半から、多毛症の男に惹かれて次第に自分を解放していく後半まで、ニコール・キッドマンの女優としての実力にふさわしい見せ場がたくさん。
ダイアン・アーバスという写真家の実際の生涯とは、かなり違うストーリーだそうだが、フィクションの部分の筋書は、ニコールのために書かれたと思えば、十分許せる気がする。
ちなみに、実在のダイアン・アーバスの方は、ファッション写真の世界で活躍したあと、次第にフリークスなどの題材に傾倒していき、48歳で自殺したのだそうです。シャム双生児を撮った写真が有名だとか。
映画では、自殺に至る部分はまったく描かれず仕舞いなので、ノンフィクションを期待すると裏切られます。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「超かぐや姫!」(2026.02.15)
- 「TOGETHER トゥギャザー」(2026.02.15)
- 「マーズ・エクスプレス」(2026.02.08)
- 「小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版」(2026.02.08)
- 「白蛇:浮生」(2026.02.01)


Comments