「祖父の語るところによると」
産業革命の始まりから体験した人の意見。
あくなき成長を強いる世界と、それ以前の世界。
青空文庫になっている「風立ちぬ」を今しがた読み終わったのだが、なるほど、産業革命以前の世界の名残はこういうものかもしれない。ひどく牧歌的で、ひどく物足りない。いまさら引き返せるものでもないから、前に進むしかない。といっても、ほどほどにだが。
人の心の動きはエンタテインメントの最上の素材だが、それを自覚的に楽しむメタな心の構造というのは、それ以前の世界にもあったのかどうか。
物足りなさの穴埋めに、やはり映画の方も見に行くか。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)
Comments