「華麗なるギャッツビー」
古典的な身分違いの恋。今とよく似たバブルの時代を背景に、男の純情に比べた女の煮えきらなさが悲恋を生む。レオナルド・ディカプリオが真価を遺憾なく発揮して、よく知られたストーリーに再び命を吹き込んだ。5度目の映画化だそう。以下ネタバレというほどでもないが。
ヒロイン役のキャリー・マリガン。「ドライヴ」に続いて罪作りな可愛い女の役。惚れさせた男の、かっとなった狂気に怯えて後ずさりするところまで一緒。そういう役が向いているのだろうか。(笑)
本作ではそれに加えて、金持ちの無責任と放埓も併せて、その通りに表現。憎んでいいのか、そんなものと醒めた目で見ればいいのか、微妙で曖昧な線にうまく着地してくれました。
1920年代のファッションについては、知識がないのでまったくわからない、ひどく作為的であまり好きではない程度の印象しかないが、見る人が見ればきっと手の込んだつくりになっているのだろう。
そして再びディカプリオ。シーンごとに別人かと思えるほどの変貌を見せる。この人の受賞歴が、ノミネートばかり多いのが意外というか残念というか。すごいんだけどね。不思議。
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