« 安物の見せ方 | Main | 「モネ・ゲーム」 »

2013.05.18

「探偵はBARにいる2」

wikipedia によると、第1作は北海道で人気だったそうで、「特に北海道エリアの盛り上がりが大きく、道内の一部劇場では首都圏主要劇場を上回る集客数」だとか。言われてみるとそういう感じはある。東京で見ると、「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」気分というか。以下ネタバレ。

今回は、匿名市民など持ち出して、いま風な味付け。一様にマスクをした様々な風体の集団をコミカルかつグロテスクに描いて風刺している。そこに反原発といういかにもなテーマを絡ませて、「市民」に担がれるリーダーの苦衷を見せ、主人公の市井の正義感にぶつけている。

おやおやこれは少し探偵シリーズらしくないぞと思っていると、最後はやっぱり種明かし。昭和風の浪花節が顔を出した。そういう濃ゆいところを見に来ているわけだから。基本は押さえている。1作目では、依頼人の心の内を察するのが一歩遅かったために、哀しくも劇的な結末に涙したが、果たして今回は如何に。

助手の高田の無双ぶりは相変わらず。地元やくざとの掛け合いも前回同様。安定した枠組みで本作も楽しめました。まあ、謎の深みと結末の違いで、1作目の方がより濃ゆいか。

Pic01


|

« 安物の見せ方 | Main | 「モネ・ゲーム」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「探偵はBARにいる2」:

« 安物の見せ方 | Main | 「モネ・ゲーム」 »