ヴィント・サーフの意見
「「インターネットの父」が語った、タイムトラベル、ポルノ、SF、Web中毒」
僕はもうオンラインのとき以外は物を書きたくなくなっていた。なぜかって、途中で何かを調べる自由がないからだ。つまり、何かを書こうとするとそれについて知らないことが出てきて、そしたらWebページを開いてGoogle検索でそれを探せばいい。僕は自分がネットにつながっていないとき、テキストを打ちたくなくなっていて驚いたんだそこまでになるとは思っていなかった。・・・
オンラインのソースを調べただけでもいけない。図書館にあるすべてのものがネットにあるわけじゃないからね。Webサイトの質とコンテンツの評価をするなら、図書館にも行かなきゃいけなくなるはずだ。
だから、僕らはこれら両方が必要だってことを示さなくちゃいけない。これが批判的思考で、もっとも大事なスキルだ。それが大事なのは、今現在ネット上に間違った情報がたくさんあるからってだけじゃない。間違った情報はどこにでもある。新聞でも雑誌でもTVでもラジオでも映画でも、友達との間や両親との間でもある。みんな誤解する可能性がある。だから、見たり聞いたりするときに疑いを持つように教育するのはとても重要だ。それが失礼にあたる必要もないし、「お前は嘘つきだ、お前の言うことは何も信じない」って態度になる必要もない。それは、自分で試して、判断しようってことなんだ。
そして僕は、もしそれをしなければ、多くの人間が洞察力を持たなくなってくると思う。ものを見て分析する力がないってこと、それこそが大きな危険だと思っているんだ。
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