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2013.05.04

吹割の滝・皇海山130504

前日、管理人に皇海山のことを聞いた。そのとき初めて「すかいさん」という読みも知ったくらいで、日本百名山のひとつだということも知らなかった。手ごろな高さでもあるし、これは明日登ってみるかと思ったものだ。

食材を買いに国道まで降りて行ったついでに、土産物屋のお姉さんにも聞いてみると、昨日が山開きで、もう登ってもよいそうだ。行った人の話では、雪がまだ残っていて、その人は途中で諦めて帰って来たとのこと。

うーむ。男体山のときのことが頭をよぎる。このあたりの山のシーズンは、五月の連休と微妙にずれていて悩ましい。もともと林道を走るつもりで今回は来ているわけだし。。

地図で調べると、登山口まで栗原川林道というので行くらしい。なんだ林道走れるのか。ということで、今日のイベントは山登りに決定。なんといっても「SKY」山だ。それだけで、登ることは初めから決まっていたようなもの。

* * *

朝6時過ぎに出発。キャンプ場の出口の鎖が、ちょっと捻った留め方をしてあって、知恵の輪的なトラップをはずして出る。幸先がいい。

林道は長い。1時間半ほど走る。締まっているいるところも多いが、砂利が浮いていたり礫がごろごろしていたり、いわゆる悪路。パンフは正直に(少し控えめに)書いている。
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途中、道路工事の人に聞いたところ、登山口までは行けるが、その先で30Mほど崩落しており、通り抜けはできないらしい。地方の山道はいろいろたいへんだ。


登山口で記帳して登り始める。入山8:00下山は余裕を見て15:00予定。
いきなり、真の登山道入り口を見落として、林道の延長を登り続けて1時間ほどロス。間違った道のどんづまりにも、しれっと標識があり、「皇海山」と書いてあるのだが、その示す方向数メートルは、鹿も通りそうにない見事な崖。
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これはどういうジョークですかと。orz

正しい道に戻って再出発。もう9:00ですよ。

急斜面であるとか、沢を渡るとかだけなら、道志渓谷でいつもやっている猿飛びの術(笑)でなんとでもなる。なんとでも言ってくれ。
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問題は、雪だ。

左は、下が水流になっている。変なところを踏むと雪の層を踏みぬいて膝くらいまで埋まる。靴は濡れる。浮石を踏んで足首を捻る。右は、これ道の横を見ているのではありません。これば道の、正面でごわす。
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一応登山靴とはいえ、街中を歩いて違和感のない程度の普通の靴で、ここを歩いていくわけだ。そんな準備の無い奴は私くらいのものだけど。

左が、ちゃんとした山男の装備。靴にはアイゼンがしっかり取りつけられている。ポールも使ってすいすい登っていく。いいなああれ。右は、完全に凍っている斜面。傾斜は60度くらいか。ロープを使えばもちろん登れるのだが・・あのロープ、信用していいのか? 疑り深い私は、迂回して雪のない藪の斜面を両手両足で登る。この方がやり慣れているので早いし安全だ。まあ、普通の山歩きのスタイルでないのは承知だけど。
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冬の間に倒れた大木が、そこかしこにある。枯れて内部が空洞化したわけでもない樹がこんな倒れ方をするなんて、ここの冬は相当荒れるのか。迂回したりくぐったり乗り越えたりして進む。
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それでも、山頂が近くなって、こんな風景を見ると、来たかいがあったと思う。
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めでたく山頂到着。見晴らしはいいとはいえないが、陽だまりの小さな気持ちのいい空間。時刻も丁度昼だ。
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山頂で昼ごはんを食べてから下山。実は、登りより下りのほうがきつい。雪が滑る上に、私の場合、なるべく迂回していくので、3度ほど道を間違えて迷子になりかけた。これで1時間ほどロス。登山口に帰りついたのは14:58分。余裕を十分みたはずの予定時刻の2分前。いやあpunctualだな>自分。

途中、鋸山と皇海山にわかれる分岐点がある。不動沢のコルと言うらしい。写真は鋸山。コルって何?と言うのは私のような素人だけ。
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連山の東側から登ってきて、鋸山山頂を経由してここへ来る人たちもいる。写真の雪の急斜面を指して、あそこを下りて来たのだという。帰りはまた登らなければならないと。聞いただけでげんなりする。あれに比べたら、林道でかなりの高さまで来られる西側ルートは、ぬるいといえそう。

疲れたが楽しかった。事故の無いように東京に帰ろう。
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* * *

以下、雑記。

▼十割蕎麦屋「尾瀬」
沼田ICから吹割の滝の間に、その店はある。バイク乗りがよく立ち寄るらしい。蕎麦自体はつなぎがないからぼそぼそして好みは分かれるだろうけれど、付き出しのこんにゃくが、これが美味い。こんにゃくというと、ふつうはぷりっと硬いものを想像するけれど、ここのは柔らかくて舌触りが最高。これを蕎麦つゆとワサビだけで味付けしたというのだが、美味いこと。この店独自の製法だそうで、土産にも売っているというので、一袋買ってきた。お立ち寄りの際はぜひご賞味あれ。

▼アイゼン
今回、機能性が十分わかって、切実に欲しくなった。でもそうすると、装備が大袈裟になりそうで、どうしたものか。バイクと山歩きとキャンプをバランスよく楽しむスタイルは維持したいところ。

▼きゅうり
これなんか見ると、街中のスーパーで売っているきゅうりの値段のうそ加減がわかる。5年前に比べて、倍くらいにはなっている。以来、きゅうりは買わなくなった。ホウレンソウやキャベツの値段もなんだよなあ・・何かおかしいよ。
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