葛西臨海水族園
できたてのころ来て以来、二度目。魚が見たくなったのでぶらりと来てみた。
荒川を渡るときの風がすごい。江ノ島はやめておいて正解。
海浜公園はひろびろして気持ちがいい。海風に向かい合うように、端正で透明なゲートがある。
その向こうには計画的に復活させた中州。今日の風で海は白波が立っている。さらに遠くにはゲートブリッジ。風車は大車輪で回転中。水族園が開くまで海を眺めて時間をつぶす。
9:30開園をめがけて中に入る。
谷口吉生さん設計のこの施設、あいかわらず美しい。アプローチもかっこいい。
この透明なエントランスドームから入って、展示スペースへ降りていく。水族館はどこも独自性を出そうといろいろ工夫しているけれど、ここは江戸以来の葛西三枚洲の歴史が柱で、加えて南極と北極の生物の特設展示もウリにしようということらしい。以下、今日知ったトリビア。
・南極大陸の周囲には、塩分濃度や水温が急激に変わる海の壁があって(南極限界?だったか)、その内側では南極固有の生物相になっているそうな。そこの生き物たちは、体内に特殊なたんぱく質を持っていて、水温が-2度になっても体液が凍らないらしい。
・生きているサンゴは、それとわかるくらい活発に動いている。
・マグロとキハダは、胸びれの長さが違う。キハダの方がずっと長い。どちらもサバの仲間。
・東京湾はいまでも漁獲があるが、最盛期の1/5程度。
・湾奥は泥の海底。富津岬のあたりから三浦半島先端あたりまでは砂の海底。深度はせいぜい30M。
・昔は、葛西あたりでとれる海苔を浅草海苔とも言ったらしい。
などなど。3時間弱ほど歩いて楽しかった。説明書きをいちいち読むタイプなので、時間がかかるのだ。
最後にミューショップでハンカチを買って出て来た。
やっぱり魚が泳いでいるのを見ていると癒されるわ。
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