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April 2013

2013.04.30

「藁の楯」

同名の小説が原作。物語がしっかりしているので、映画化されても安心して見られる。以下ネタバレ。

凶悪犯を移送するのに、警察車両を何十台も用意する予算があるなら、ヘリ1機飛ばす方がよほどいいと思うところだが、賞金を懸けた側の政治力を考えるとそれは危ないという、うまい線を突いている。結果、情報を秘匿して隠密行動をとるという筋書きがどうにか成立。

それにしても、金のために白昼堂々殺人OKというノリに、これほど大勢が反応するというのは、ややリアリティがない。近親者の治療のためとか、家族経営企業の存続を賭けてとか、もっともらしい理屈を、数少ない助っ人の女性タクシー運転手の口を借りて語らせてはいるが、ピンとこない。

その理由は、お話の途中ではっきり示される。「理由がいろいろあったとしても、金の話が絡むとすべてが言い訳に聞こえる」。これが、普通の日本人のメンタリティだろう。金で買えないものなんて世の中には溢れるほどあることを、現実の日本人は知っているはずだ。その程度には経済大国ではある。幸いなことに。

お話の前半は、金、とたぶん裏社会の名声、などを中心に進む。それが次第に、憎しみと復讐に座を譲っていく。こちらのほうが、殺人の動機としては純粋で強力だ。うかとすると、同情してしまったりもする。

しかし、憎悪の再生産ほど不毛なものはない。残った最後の仲間の死に、主人公がついに逆上して、護送対象をもう少しで殺しそうになるときの悪鬼の貌が、それをよく物語っている。

それを防ぐためにひとが編み出したのが、法治というものだろう。この作品のいいところは、法治という手垢のついた言葉を一言も使わずに、その恩恵を示した点にある。犠牲がでただろうって? そのとおり。犠牲は何にでもつきものだ。そうやって憎悪の根を断つ努力を、健全な社会は営々と行ってきているのだから。


さて、そんな極限状態でのお話は、日常生活にはもちろん無縁のものだ。けれども、もっと小さなことで、つまらない憎しみやねたみそねみを拡大再生産して、一度きりの人生を息苦しくしていないかどうか、少し考えてみてもいいかもしれない。

大沢たかお、なかなかよかった。氷室京介が主題歌を歌っているそうです。(実家が放火されたのはつい先月のことなのね)。エンディングクレジットで台湾ユニットが出てくるのは、新幹線関連。見掛けない車両だなと思っていたら、そうだったのか。

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2013.04.29

「アイアンマン3」

いや、これは「アイアンマン」じゃなくて「バーニングペッパー」でしょ。それはさておき。

「戦うCEO」というコンセプトは微妙に修正を迫られているのかもしれない。Occupy movement は、必ずしも金融屋だけに向けられた抗議行動ではなくて、地位をかさに実力以上の報酬を得ている全てに向けられているのだろう。CEOで超お金持ち、おまけに軍事産業で財を築いたというトニー・スタークの設定は、99%の人からは好まれない可能性がある。大衆向け映画の主人公としてはいささか具合が悪い。(コミックの方がどうなっているのかは知らない)

で、「ものづくり」回帰。よろしいんじゃないでしょうか。

あくまで娯楽映画として、アイアンスーツが各種出てきて面白かった。
しかし娯楽映画として、なぜペッパーのブラはさっさと燃え落ちないのか、抗議したい。


それにしても、このあとアベンジャーズはどうするのだろう。2の制作は決定、と劇場のコマーシャルには流れていたけれど・・

このシーン、どうやって撮影したのかなあ・・よく撮れてる。
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2013.04.28

「ジャッキー・コーガン」

映像と効果音にキレがある。登場人物は揃いも揃ってクレイジー。そして風刺が強烈に効いている。ストーリーよりキャラクタで最後まで引っ張っていく。対話劇の多用も効いている。面白い。こういう作品をどう呼べばいいのか。以下ネタバレ。

ブラッド・ピット演じる殺し屋、ジャッキー・コーガンが、最初に依頼人と会う場面で、疑わしいやつも含めて全部殺す、と平穏な口調で、しかし粘り強く、そして当然のように、主張する場面がある。なんと粗暴な、とはじめは思う。しかし、違う。

体面の問題かと聞かれて、彼は面倒そうに頷く。疑われている賭場の経営者は、体面を失った。だから殺す。

(件数をこなせば収益も増える)
"Killing Them Softly"が原題だが、「優しく」殺す理由は、土壇場の命乞いにつきあう煩わしさを、彼は好まないからだ。
(コストは最小に)

淡々と。明快に。そして緻密に。殺人はビジネスなのだ。ここにはある種美学のようなものが感じられる。

この美学は、他の登場人物たちとの対比でも顕わになる。

顔を知られていないという理由で彼が呼び寄せた巨漢の殺し屋は、酒と女におぼれるだけの、自意識過剰で怒りっぽい役立たずだ。自己抑制ができていない。依頼人のエージェントは、重要な条件については、ボスにお伺いを立てなければならない使用人だ。自分でものごとの大枠を決められない。賭場の経営者は、みんなに好かれている。ワル達の中ではまともに見えるが、奸計を自慢げにしゃべって墓穴を掘った。賭場を襲った二人のチンピラなどは言うに及ばず。

これら、それぞれに曲者で、見ているだけではらはらするワル達を、十分な時間をかけて存在感たっぷりに描き出しながら、主人公はむしろ目立たせず、しかし際立ってビジネスライクに描いている。そのことが逆に、彼の周到さ、凄味を浮き彫りにしている。

期待して呼び寄せた巨漢の役立たずを説得する際の忍耐強さ。だめと見切った後、累が及ばない方法で厄介払いする決断と行動の速さ。依頼人のエージェントと価格交渉する前に、ひそかに競合を排除した上で条件を吊りあげて有無を言わせない周到さ。ワルといっても素人くさいチンピラに対する静かな威圧感。用済みになれば抜く手も見せずに優しく殺す手際のよさ。

見ているうちに、これはどういうやり手のビジネスマンなのかと、錯覚を覚える。

この作品にストーリーと呼べるものはないと思う。ドラマもない。だが面白い。それは、曲者キャラクタの面白さであり、それを凌ぐ主人公のケレン味のない凄味の面白さだ。

ビジネスは、結果的に非情な側面を持つ場合がある。その点をアメリカという存在に引っかけているのは、作り手の思いだろうか。

ちょっと珍しい味わいで、悪くない一本でした。

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雑記130428

河口湖の水位低下とか、箱根で温泉とかいろいろ想像しつつ、いつのまにか御殿場に来てます。

陸橋の上で信号を待ちながら
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絶景かな?絶景かな?
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とりあえず、朝ごはん。地元の人にとっては、いちいち富士の見え方を気にしていては、生活に障りがあるとは思うけど、観光客として来ると、なんだかもったいない気がして・・w

河口湖の東側から。
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かちかち山ロープウエイ
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河口湖の全景。なるほど、水位低下でできた洲が見えている。
はるか向こう、雪を戴いているのは、南アルプスか。

土産物屋と記念撮影など。山頂はここから5分ほど。
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天上山頂から。
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山を下りて湖の洲へ行ってみる。

ここから先は、本来は水面。
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石は少ない砂地。水底がもともとこうなのか、観光客のために取り除いたのか。
振り返って見える土手の石垣あたりがもとの水面。
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六角堂。
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このあとは、西周りで、富士山を一周してみる。

河口湖大橋の方から。まちのスケールと比べると、大きい。
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精進湖か本栖湖だが・・南アルプスの連なりも。
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西側から。
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このあと、雲が出てきて、すっぽり覆われてしまう。

帰りの高速足柄SAから。
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やっぱり富士山はいいな。

富士山 世界遺産に登録へ」 祝!


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2013.04.27

雑記130427


Dad Draws Different Lunch Bag Art Every Day Since 2008

ちょっといい話。
名前からすると男の子たちだと思うけど、仕事で忙しい男親と小さな子との、ちょっとした、けれども途切れない、愛のあるコミュニケーション。学校の友だちにまで、じんわり輪が広がっていく感じもいい。

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メモ

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2013.04.21

雑記130421-2

銀座をぶらついてきた。


iPhoneのカメラにゴミが混入したようなので、銀座のアップルストアに行ったら、すぐにジーニアスを予約してくれて。
ときどきある症状らしく、対応も手慣れたもの。その場で新品に交換してくれた。データはiCloudにバックアップしてから新しいものに移動。保護シールも、サービス外だと言いながら張り替えてくれた。
保証期間内なので、全部無料。すばらしい。保証料は確か4千円だかそこらだったと思う。それを考えれば、まあこんなものか。


日産のショールームは、フェアレディZとマイクロEV。EVは扉が付いた最新の機種。扉のおかげでずいぶん安心感が増して、これならひょっとするかも。こちらの方にばかりひとだかりで、フェアレディの方は誰もいない。

まあ、そういう時代と時間帯ですわね。

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L.L.Bean で手軽そうなジャケットを買う。マイクロなんとかいう生地で雨をはじくらしい。バイクに乗るときの上っ張りを探していたのでちょうどよかった。この店は昔に比べてデザインがずいぶんよくなってきた。


ユニクロでパンツを買う。2枚で990円とか。以前は3枚でこの値段だったような気が・・これではコンビニでバラで買うのと大差ない。イオンとかしまむらはもう少し安いはず。けっこうボラれているが、そうと気付かせないのは店舗ディスプレイのオシャレさ加減だろか。

ブラック企業うんぬんの議論がひとしきりあったけど、どの論も数字や理念が多い。でも現場で働いている人たちの顔つき目つきを見れば、その企業がブラックかどうかは、かなりわかりそう。銀座のユニクロはどうだったかって?

それを聞くのは野暮というもの。自分で見てみそ。


ユニクロでひとついいところを挙げると、男でも入りやすいこと。ファストファッションの中では、GAPとユニクロが、この点に気を使っていると思う。


せっかく銀座に来ているのに、メジャーな大衆ブランドの店ばかりに入るのは、貧乏人だから仕方がない。どうせ金持ちおやじ向けの地元商店に入っても、好みが合わないのはわかっているし。w


とどめにハナマサに入って肉を物色。ギプスランドというオージービーフを売っていたので、試しに買ってみる。帰ってさっそくステーキにしてみたら、これが値段の割にけっこう旨い。塩胡椒だけで十分。

GoogleMapsで検索してみると、メルボルンの東、タスマニアの対岸なのね。

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雑記130421

4月度も終わったぞっと。


「人生の時間配分」 = 「どう生きるか」

人生の時間を「成長につながること」、「社会に価値の出せること」、「人に評価されること」に使わないといけない、みたいな強迫観念は、ちきりんにはありません。
この部分に深く同意。

ただ、それで食べていければの話。

仕事を通じて成長しなくても許されるのは貴族まで

足りない元手は成長で補うしかないんじゃないの?
という至極当然の反論。
奨学金出すって言ってるのに自腹で結構ですって、どこの貴族ですか。
にやにや。

みんな贅沢なんだ。w


世界の株式市場をまるごと取引できるiShares MSCI ACWI ETFとは?

メモメモ


電王戦の記者会見を見ていて、GPS将棋の作者の人が、「コンピュータ将棋は百局千局対戦して競うので、1局の結果を見てコンピュータ将棋が人間を超えたうんぬんという”文化ではない”」と発言していたのに頷く。


国会議事堂は、全国各地から集められた石材を少しづつ使って建てられたそうな。
こうして風景の中に納まっている姿は、案外親しみがある。

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んで、これを撮影した場所の向かいが東電の本社だけど、休日だというのに警官が角ごとに立っていてものものしい。この界隈は比較的カジュアルなんだが・・

終わってないんだなあ。全然。

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「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」

粗野な感じのつくりは、意図的にやっているのだろうか。手ぶれ映像なので、途中から頭痛いわ気持ち悪いわで、見続けるのがかなり辛かった。感想文は、2種類書いてみました。

【感想1】

この映画を、野生礼讃と決めつけてしまうことは、できなくなはい。近代的で身ぎれいで長寿を全うできる生活と引き換えに社会に飼いならされることを、拒否している。だから、映し出されるものは、粗野で野蛮だ。

その粗野な感じの受け止め方で、印象は変わる。

野生というのは粗野なものだろうか。野生の生き物たちを観察すると、彼らはいつも毛づくろいし、身ぎれいな生活を心がけているように見える。寄生虫を取り除いたり、羽根や体毛が暖かい空気を含んでいることは、生死に関わる重大事だから。彼らは生きることに前向きだ。

この映画の登場人物たちは、どうもそれとは違う。半ば自暴自棄に陥っているようで、野生というものとは違う印象を受ける。単に粗野なだけだ。

もちろん、近代の延長が行きつくところまで来て、植物人間のような奇妙な存在が特異なものでなくなりつつあることを、無批判には受け入れられない。

しかし、だからといって、粗野粗暴なふるまいで、ここから脱出できるとも思えない。思い出さなければならないテーマを含んでいるという点は評価できるけれど、答えの出し方には疑問を感じる。


【感想2】

この映画の骨格を成しているものは、馴染んだ土地、(あるいは現状)、への執着だ。嵐で水没しようと、草木が枯れようと、そこに居着いて他へ移動はしない。その場所で、生きる方法を考える。おそいかかる運命にその場の全力で立ち向かうが、運命そのものは受け容れる。

問題は、「全力」が、その場だけのものである点だろう。予測して備える行動が、付け焼刃で厚みも持続性もない。

と、少し醒めた目で見ればそういうことになる。

けれども、その態度は、目くそ鼻くそを嗤うの類であるかもしれない。東京に住み続けるを省みれば、地震も、放射能も、ミサイルも、わかっていながら退避しようとはしない。

水没するとわかっている土地に、いつまでも居続けることの愚かさを、地震が来るとわかっている土地に居続ける自分は、嗤う事ができるだろうか。

あるいは、先細りが見えている仕事に執着して、他の仕事にクラスチェンジしない者は、この映画の登場人物達を嗤えるか。

さらには、少子化でシュリンクしていくことがわかっていながら、生活様式を変えられない現代日本という仕組みはどうか。その当事者である自分達は、どうなのか。


ややや。なんだかおおごとになってきた。
いっそのこと、この映画の登場人物たちに、共感すべきなのか。w

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2013.04.16

雑記130416

うん十年来使ってきたランタン。ガスの出力の調整がきかなくなってきた。完全に締めてもしばらくガスが出続けたり、持って移動すると出力が不安定になって、マントルが突然火の玉に包まれたり。

それでも、昨年1年はだましだまし使ってきたが、そろそろ危ないので買い替えた。UNIFRAMEという選択肢もあったけど、やはり愛着のあるIWATANIの同じ機種に。

基本構造は全く変わらないのね。。

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都市インフラ 官民一体で輸出攻勢

これは面白い取り組み。

漫画とかアニメも結構だけど、クールジャパンの本筋といったら、ひょっとすると、安全で清潔で高効率な都市機能そのものかもしれない。



ドイツ人の資産が「少ない」ワケ 国で違うユーロの価値

そうなんだ?
てっきり同じ貨幣だから価値も同じだとばかり思っていたけど・・・

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2013.04.15

雑記130415

もうコートはいらない毎日。


ホンダ、燃料電池車から住宅に給電実験 北九州で開始

送電コストが割に合わないような地方向けだろうか。都市部ではいまの電力システムの方が割がいいかもしれない。今でも、ガソリンやガスで動かす小型発電機はあるから、それの代替になるのかな・・
車載なら普段用途と兼用にできるのが肝か。。
街中に住んでいると、こういう自立型エネルギーのコスト感覚がなくなるなあ。

この前のHOUSE VISION 2013 にHONDAのブースがあったけど、燃料電池は展示されていなかった。


日本政府の債務は「世界の終末」を迎えるのか? 1ドル=250円もありうる 『バロンズ』が警鐘

兎に角、債券投資だけに限って言えば、もし円安基調ということを前提にすれば、JGBの他に、もっと魅力のある投資対象があり過ぎる……それが大問題だと思うのです。
日本に投資している外国人はは、日本そのものに思い入れがあるわけではないだろうからなあ・・


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2013.04.13

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土日を使って伊豆へツーリングに行って来た。下田、修善寺を回って、だるま山で一泊。翌日は土肥からフェリーで清水へ。登呂遺跡など見てきた。


伊東のヨットハーバー。このあたりから海の澄み具合が違ってくる。
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下田の砂浜。向こうに見えるのは大島か・・
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浄蓮の滝。このあたりはわさびが名産。
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修善寺駅
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だるま山展望台からの眺望。写真ではわかりにくいが、肉眼で見ると富士の大きさが実感できる。
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翌朝。同じ場所から。霞がかかっているのが少し残念。。
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右手方向から朝日。霞のおかげで、光輪が見える。
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土肥へ出て、フェリーで駿河湾を横切って清水港へ。
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清水港近くには三保の松原。曇っていて残念ながら富士山は見えない。
天女の羽衣で知られる松は、初代が枯れてきて、いまは2代目に引き継がれている。そもそも、漁師の名前「伯梁」はどう見ても中国の名前だから、ここの松はまあそういうこと。

それはそれとして、砂浜は広々としている。次は天気のいいときに来たい。
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ちょうどこの日は、天女の舞の奉納があった。古式の衣装で子どもたち嬉しそう。
部外者は遠くから1枚だけ。
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西へ走ると、消波ブロックで固めた海岸沿いに、いちご農園がたくさん並んでいる。ハウスもののいちご狩りは人気のようで、予約が必要らしい。

いちご農園がどぎれるあたりで、静岡の市街地に入る。市街地の中に登呂遺跡。
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疲れで少し体がほてるくらいの頃合いで、東名にのって帰る。途中、新東名を使ってみるが、風が強い。

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2013.04.08

雑記130408



これみよがしで永遠の禁断プレー(OPMF)時代の投資術

うーん。やっぱりあぶないのか。
どうしたもんだろう。


ゲーム内広告の新たな試み。シムシティに日産「リーフ」充電スポットが登場

ゲームから遠ざかって久しいけど、ゲーム内広告はわりと早くから議論されてた気がする。あんまり進化してないのかな・・・

そういえば先日、都内でEVのタクシーを見掛けた。

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これを見掛けたのは池袋だけど、客が「ちょっと小田原まで頼む」とか言ったらどうするんだろう。

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2013.04.07

葛西臨海水族園

できたてのころ来て以来、二度目。魚が見たくなったのでぶらりと来てみた。
荒川を渡るときの風がすごい。江ノ島はやめておいて正解。

海浜公園はひろびろして気持ちがいい。海風に向かい合うように、端正で透明なゲートがある。

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その向こうには計画的に復活させた中州。今日の風で海は白波が立っている。さらに遠くにはゲートブリッジ。風車は大車輪で回転中。水族園が開くまで海を眺めて時間をつぶす。

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9:30開園をめがけて中に入る。

谷口吉生さん設計のこの施設、あいかわらず美しい。アプローチもかっこいい。

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この透明なエントランスドームから入って、展示スペースへ降りていく。水族館はどこも独自性を出そうといろいろ工夫しているけれど、ここは江戸以来の葛西三枚洲の歴史が柱で、加えて南極と北極の生物の特設展示もウリにしようということらしい。以下、今日知ったトリビア。

・南極大陸の周囲には、塩分濃度や水温が急激に変わる海の壁があって(南極限界?だったか)、その内側では南極固有の生物相になっているそうな。そこの生き物たちは、体内に特殊なたんぱく質を持っていて、水温が-2度になっても体液が凍らないらしい。

・生きているサンゴは、それとわかるくらい活発に動いている。

・マグロとキハダは、胸びれの長さが違う。キハダの方がずっと長い。どちらもサバの仲間。

・東京湾はいまでも漁獲があるが、最盛期の1/5程度。

・湾奥は泥の海底。富津岬のあたりから三浦半島先端あたりまでは砂の海底。深度はせいぜい30M。

・昔は、葛西あたりでとれる海苔を浅草海苔とも言ったらしい。

などなど。3時間弱ほど歩いて楽しかった。説明書きをいちいち読むタイプなので、時間がかかるのだ。

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生きているサンゴの動画

最後にミューショップでハンカチを買って出て来た。

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やっぱり魚が泳いでいるのを見ていると癒されるわ。


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「世界にひとつのプレイブック」

予告編を見ただけでは、この映画のよさは伝わらない。こんな楽しいラブストーリーをあやうく見逃すところだった。以下ネタバレ。


心の壊れた人を見るとき、怖れと好奇の目を向ける傾向はどうしてもある。それは、相手を理解できないからだろう。この映画の出だしも、少しおかしいどころか、はっきり〇〇ガイである主人公がちょっとこわい。あ、伏字は”タフガイ”じゃありません。念のため。

ところが、お話が進むにつれて、そういう人でも、心の内側は、こちらとよく似たところのある普通の人間で、感情の機微もあるということにふと気付かされ、共感できるようになる。その気付きに向かわせる話の運びとディテールに、不自然さが微塵もない。それだけでもこの作品はたいしたものだ。演じるブラッドリー・クーパーの力量もあるだろう。

追っかけ登場するヒロインのティファニーも同様。むしろ、少し壊れかかった心の表現は、ジェニファー・ローレンスの方がうまいかも。メイクも効果的だが。

たとえ〇〇ガイであっても、心の機微は普通の人と変わらない。そうした大きな通奏低音に、正統的なラブストーリーが重ね合わされていく。はじめは、セラピーで飲まされる治療薬の名前で盛り上がり、周囲の普通人たちを寄せ付けない情け無用のイカレた二人組だが、そんな二人の間にも、取引あり策謀あり、彼女の切ない想いと彼氏の鈍感ぶり、すれ違う気持ちの反発などもあり。

表面的には二人は友達で、彼女は彼氏が元妻とよりを戻すために献身的に協力する、いわゆるいい人役。彼氏はそんな彼女の想いに気付かず、最後の土壇場まで元妻の方を見続けている。はたして二人の結末や如何に。

一歩づつ、気持ちが近づいていく過程が、壊れた心が癒され立ち直っていく過程と、ぴったり重ねあわされて、二重にじんわりくる。二人とも出だしは〇〇ガイというクレイジーな設定のおかげで、このじんわり感が、より深く、味のあるものになった。二人の俳優の表現も、変化をはっきり出していてうまい。

という具合に、本筋は真摯なラブストーリーに違いないのだが、なにしろ少し壊れている二人だから、気持ちの表われ方が普通でない。そこが新しくて少し怖くて、そして可笑しい。主人公の親父の壊れっぷりが、これに輪をかけ・・いやいや花を添えてくる。おもしろいですこれ。

ひょっとして今年あたりは、笑いとシリアスという異質なものをブレンドして、それぞれの深みを増すという試みが流行なのだろうか。"CABIN"といいこれといい。こちらはその上キュートなラブストーリーでもある。

そろそろいかにもな映画体験に飽きがきていたところへ、新手のストーリーテリングを繰り出してくるあたり、ハリウッドはまだまだやってくれそう。

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2013.04.06

まわるショーケース

気象庁から禁足令が出ているとは知らなくて。
暖かいので久しぶりに横浜方面に行ってみた。

中華街で食事したあと、ワールドポーターズに寄ってみたら、フードコートのテナントがいくつか入れ替わっていて。新しくジェラート屋さんがありました。

このショーケースが、くるくる回っておるのですよ!
照明も近未来なのですよ!

感動して、思わずひとつ買ってしまいました。ラム酒入りイチジクおいしかったです。

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まわるのは寿司だけじゃない。

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2013.04.04

LINE@

激安でO2Oができる? LINE@の衝撃

早い者勝ちと記事にも書いてあるけれど、公式サイトのお薦めメニューか何かにリストされる最初の頃が一番効果があがるのだろう。

仕事用のアカウントは一応とっておいた(他人に取られると面倒)けれど、そもそもスーパーの特売にぴったりと書かれているとおりの特性だから、あまり使うことはないかも。


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ITの転換

統合システムで短い納期 通信装置やソフト、一括搭載 NECが発売、IT各社出そろう 技術者の働き方に影響

昔のIT化というのは、プロセスの効率化、ブラックボックス化という側面が強かった。これもその方向の動きのひとつなのだろう。必要なことなのだけれど、これだけだと、どんどん仕事が小さくなる。
ITにCommunicationを加えてICTという新しい土俵をつくるのは、まったく正しい動きといえる。
ただ、金になりにくいのが難点か・・

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2013.04.02

「パラノーマン ブライス・ホローの謎」

いやー。ストップモーションアニメ好きですから。逃さず観ますとも。やわらかで愛らしく、よく作り込まれたミニチュア世界を、まるで生きているような人形たちが動き回るのがいいのだ。この「パラノーマン」も、よくできたライカ作品。以下ネタバレ。

この種の映画では、同じ制作会社の手になる「コララインとボタンの魔女」が出色の出来だった。確か、人形の顔だけで2万パターンとかだったと記憶している。すごく表情が豊かだった。ところが、このパラノーマンは、それを上回る3万1千種類の顔パターンとか。どうなんだその懲り様は(笑)。

時代を反映して、この膨大なパターンの製造には、3Dプリンタが使われている。公式サイトで、その映像がちらりと見られる。多品種少量生産の究極の明日を見る想い。この公式サイトのMaking映像は、映画そのもの以上に興味深い。

そして、色だ。カラー3Dプリンタと言っているが、この出力がまた素晴らしい。主人公の大叔父の赤ら顔とか、とても感じが出ている。この色具合がアニメーションになったとき変な具合にアニメートしないように、顔パターンの全てを、まったく同じ色味で作る必要があるはずだが、3Dプリンタの威力がここで発揮されている。と思う。

そんな苦労をするくらいなら、フルCGの方がいいだろうって? いやいや、そう思う人は明日から、フルCGのグルメ写真を見てよだれが出たところで、白い飯をかっこんでいれば事足りるのですよ。そんな味気ないことは誰もしたくない。物を作って動かすという行為には、人の本質の一部たる身体性が込められているのだから、おいそれと捨てられない。

魔女の雷や幽霊の表現では、CGも併用している。そこはコララインの徹底ぶりとは違うけれど、絵の質としては多彩になった。お話の方も、まとまりよくわかりやすいながら、ひとひねりがあって、前半の期待を越えた結末に行きつく。主人公と魔女の純な気持ちには、しんみりするよさがある。

こういう映画も定期的に見たいです。

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