「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
邦画でこの系統のものは、あまり見ないようにしている。なんだか気が滅入りそうで。洋物ならどうかというと、まあ西洋人はそんな風に考えるのか。この映画は、老後の過ごし方に真っ直ぐ取り組むというよりは、海外移住と絡めた変化球という趣。どの程度まで本当に近いのだろう。あるいはかなりフィクションなのか。
移住の理由は、以前そこで生活したことがある、金がない、冒険を求めている、いろいろだ。移住後の過ごし方も、現地で仕事を見つける人、そのまま亡くなる人、適応できずに帰国する人、新しい出会いを見つける人などなど。前向きに生きていれば、概ねいいことがあるというまとめ方。かなり楽観的ではある。
ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたといっても、ジュディ・デンチがミュージカル・コメディ部門の主演女優賞に推されたということだから、そういう見方をされてはいるわけだ。彼女はさすがに存在感がある。加えて、典型的なビア樽幼児体型で、どこにでもいるおばちゃんを思わせる演技が光る。
高齢者のそれぞれが、これまでの人生になんらか不満や抑圧を感じていて、海外移住というきっかけが、それを解き放つ。かもしれない。という期待に光を当てているのが、この作品の値打ちだろうか。
男は、環境の変化にそこそこ耐性がありそうで、概ねなんとか生きていくように描かれている。女は、仕事をしていたか専業主婦だったかで、かなり明暗が分かれるような描き方。あるいは、金に余裕があるかどうかでも。
余生の送り方としては、多少の波乱の末に、こんなハッピーエンドがあれば、言うことはないだろう。人に夢を見させるのも、映画の大切な役割だ。w
「シルバー移住」で検索してみると、こんなサイトがあった。
「リタイアメント査証制度一覧」
移住後も年金が出るのかな。国籍を変えたら、元の国籍の方からは出ない気もするけど・・
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